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ほんのとくしゅう 2014年
1月 むかしばなし
あたらしい年のはじまりです。
お正月には、おもちをたべたり、たこをあげたり、きものをきたり、とむかしからつたわることをすることがおおいものです。
今とむかしは、ちがうのかな?おなじかな?
こんげつは、にっぽんとがいこくのむかしばなしをしょうかいします。
今とむかしをくらべてみてくださいね。
びんぼうがみとふくのかみ
大川悦生/作 長谷川知子/絵 ポプラ社 1980年(えほんだいだい)
むかし、びんぼうだけどはたらきもののふうふがいました。
あるとし、とうとうでていこうとしたびんぼうがみを
ふうふはきのどくになってひきとめた。
やがて、ふくのかみがやってきて…。
ほんとうのゆたかさとは何かをおしえてくれる本です。
十二支のおはなし
内田麟太郎/文 山本孝/絵 岩崎出版 2002年(えほんだいだい)
ずっとむかしのとしのくれ。かみさまがどうぶつたちをあつめ、
あした、しんねんのあいさつにくるようにいいました。
十二ばんまでにきたら、一年ずつその年のたいしょうにしてくれるというのです。
どうぶつたちは、おおよろこび。
よるから、しゅっぱつしたり、おどったり…。
さてさて、ことしのえと・うまはどうだったかな?
マルーシカと12の月
かんのゆうこ/文 たなか鮎子/絵 講談社 2007年(えほんあか)
むかしあるところに、マルーシカというきもちのやさしいうつくしい女の子がいました。
こごえるようにさむい冬の日、王さまが「マツユキソウをもってこられたものに、ほうびをあたえる」というおふれをだしました。
ほうびがほしいまま母は、マツユキソウをつんでくるよう、マルーシカにいいつけますが…。
「あなたのために、すこしのあいだだけ春をよんであげましょう」
ふぶきの夜、森のおくで「きせき」がおこります。
バーバ・ヤガー
アーネスト・スモール/ぶん ブレア・レント/え 小玉知子/訳 童話館出版 1998年(えほんあか)
まっくらな森にあるニワトリの足がはえた小屋には、バーバ・ヤガーというおそろしいおばあさんが住んでいる。
空とぶうすにのり、きねでかじをとり、わるい子をつかまえる。
バーバ・ヤガーは悪い子入りシチューがだいすきだからだ。
つかまってしまったマルーシャとハリネズミは…。
あめふらし
グリム/著 若松宣子/訳 出久根育/絵 偕成社 2013年(えほんあか)
ある国にうつくしくかしこい王女がいました。そのおうじょとけっこんをするためには、
王女にみつからないように、かくれなければなりません。
もしみつかってしまえばおそろしいことに…。
ちょっとこわいグリムどうわです。
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