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ほんのとくしゅう 2014年
3月 もも
3月3日はひなまつりの日。
むかしのひなまつりは、ももの花がさくころにおいわいしたため、「桃の節句(もものせっく)」ともいいます。
こんげつは「桃の節句(もものせっく)」にちなんで、ももがでてくる本をあつめました。
くだものの「もも」、お花の「もも」。
いろんなももの本をよんで、きもちもフワフワももいろになるといいですね。
ももこのひなまつり
森山京/作 ふりやかよこ/絵 教育画劇 1993年(えほんちゃいろ)
さんがつみっかうまれのももこ。もものはなの、ももこ。
ひなまつりがちかづいて、お母さんがもものはなをかざります。
ももこが、自分のなまえのもとになったもものきに、はじめてであうものがたりです。
モモの絵本
山口正巳/編 南椌椌/絵 農山漁村文化協会 2010年(470ノ)
「そだててあそぼう」シリーズ。ももにまつわるおはなし、いろいろなしゅるい、ももの木の育てかたから、おいしいデザートのつくりかたまで!
もものことなら、この一冊におまかせ!
桃源郷(とうげんきょう)ものがたり
松居直/文 蔡皋/絵 福音館書店 2002年(えほんあか)
ひとりのりょうしがある日、まよいこんだのは、もものさくふしぎな里。
そこに住む人はみなしんせつで、楽しそうにくらしていました。
中国の詩人、陶淵明(とうえんめい)のえがいた世界を絵本にしたもの。
もものうえのたねまろ
降矢なな/さく 福音館書店 2010年(えほんちゃいろ)
もものかおりにさそわれて、ももこが畑のおくにはいっていくと大きなももがありました。
そこに小さな戸があって「ももこどのへ ぽっくりをはいてどうぞなかへおはいりください もものうえのたねまろ」という張り紙が。中に入っていくと…。
ももの里
毛利まさみち/文・絵 汐文社 1994年(えほんだいだい)
川からながれてきた、ももから生まれたももたろう。でも、そのももってどこからきたの?
それはね、川上(かわかみ)にある里からながれてきたんだよ…。
むかし話の「ももたろう」につながるお話です。
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