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ほんのとくしゅう 2014年
11月 やま
こうようやゆき、はるの花など、やまは一年中いろいろなすがたを見せてくれます。
今年はまっかなもみじを見にいきましたか?ふゆはしずかでさびしいやまも、はるになるとわらっているように花がさき、はっぱがめを出します。
やまがねむっているあいだ、おうちで本をよんですごしましょう。
やまにすむ人、やまでおこったふしぎなおはなし、せかいいさんにえらばれた、うつくしいブナの林など、たのしいやまの本をしょうかいします。
パラパラ山のおばけ
ライマー/作・絵 岩崎書店 2009年(えほん あか)
山のうえからころころころがりおちてきた、しろブタのルル。パラパラ山で、にんげんじゅうにんぶんぐらいのでっかいおばけをみたんだって!ビーだま村はおおさわぎ。ところが、そのおばけのしょうたいは…。
ドングリ山のやまんばあさん
富安陽子/作 大島妙子/絵 理論社 2002年(913ト)
どんぐり山にすむやまんばあさんは、296さい。オリンピックせんしゅよりも元気で、プロレスラーよりも力持ちのやまんばあさんは、うたっておどるのがだいすき。カラスの子もり、大あらしのきゅうじょさくせん、今日はいったいどんなことがおこるのでしょう。
ブナ林の四季 白神山地
府瀬川秀司/しゃしん・ぶん そうえん社 2008年(えほんみどり)
青森県と秋田県にまたがる白神山地(しらかみさんち)。1993年にせかいいさんにとうろくされた、ブナ林のうつくしい山やまです。この本には、冬の雪からめざめ、春、夏、秋とさまざまに色づくブナ林がうつされています。広いしずかな山の1年間をみてみましょう。
からすたろう
やしまたろう/文・絵 偕成社 1979年(えほんちゃ)
がっこうのきょうしつで、いつもひとりぼっちだった男の子。ちびとよばれていたその子が、6年生になり、がくげい会でからすのなきまねをして…。それを聞いたみんなのはんのうは、いがいなものでした。人とのつながりに気づかされるおはなしです。
おむすびころりん
令丈ヒロコ/文 真珠まりこ/絵 講談社 2012年(えほんだいだい)
やまへしばかりにいったおじいさんが、おひるのおむすびをあなにおとしてしまいました。すると、あなのなかからふしぎなうたがきこえてきます。あなにおちたおじいさんがみたのは、たくさんのねずみたち。いちどはきいたことのあるむかしばなし。このあとはどうなったかな?
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