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ほんのとくしゅう 2015年
3月 ひっこし
はるはひっこしのきせつ。
こんげつは、「ひっこし」のほんをしょうかいします。
ひっこしをすることになって、ずっといっしょだとおもっていたおともだちとはなれてしまうのも、ひっこしをするおともだちをおくりだすのも、とてもさみしくなるよね。
あたらしいおとなりさんはどんなひとかな。あたらしいおともだちはできるかな。なかよしになれるかな。しんぱいなこともたくさんあるし、おわかれはとてもさみしいけれど、きっとまたあえるよね。
とん ことり
筒井頼子/さく 林明子/え 福音館書店 1989年(えほんちゃ)
ひっこしてきたばかりのかなえは、ともだちもいなくてひとりぼっち。
げんかんのほうで、「とん ことり」とちいさなおとがきこえて、みにいくと、すみれのはなたばがとどいていました。
まいにちとどくおくりもの。かなえはきになってしかたがありません。
せいちゃん
松成真理子/作・絵 ひさかたチャイルド 2008年(えほんちゃ)
おとなりのせいちゃんは、いつもじてんしゃで、ぼくのおうちにやってくる。
「ぼくとせいちゃんは、ずっといっしょで、これからもずっといっしょ。」そうおもっていたのに。
ある日、「きょうは、ひっこしのおしらせのてがみです。」ってせいちゃんがいった。
ゆかいなおとなり
あきもとかおり/さく・え ひさかたチャイルド 2000年(えほんちゃ)
「こんにちは!きょうからおとなりになります。」
ぼくのいえのとなりにひっこしてきたのは、なんとぞうさんのかぞく!
ぞうさんたちは、ひっこしきねんのパーティーをひらくために、まちじゅうのみんながたべられるくらいにたくさんのケーキを、にわでつくりはじめました。
ヒッコスでひっこす
矢玉四郎/著 岩崎書店 1996年(913ヤ)
ぼくは則安。あだなは十円安。ある日、ぼくの家にやってきたアナホリ会社の社長が「この家の下にはバクダンがうまっている」というのだ。ほりだすまでのあいだ、家ごとそっくりすきなところにひっこせる「ひっこしロボ・ヒッコス」で、ぼくたちはひっこすことになった。はれぶたシリーズ6作目。
魔法 坪田譲治名作選
坪田譲治/著 小峰書店 2005年(913ツ)
ひっこしをする日、善太はピカピカ光るしゃしょうさんのふえをひろいます。うれしくてたまらない善太は、じゅぎょうもうわのそら。こっそりとふえをポケットからとりだして…。
たからものをもってそわそわするきもちは、みなさんもきっとわかりますよね。
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