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ほんのとくしゅう 2015年
7月 なつやすみ
ことしもあついなつやすみ、みんなはどうすごしていますか?
かぞくのひととでかけたり、プールにいったりしているのかな?
ながいやすみなので、いつもよりすこしながいおはなしをよんでみてね。
きっと、あたらしいはっけんがみつかるかもよ。
やめろ、スカタン!
くすのきしげのり/作 羽尻利門 /絵 小学館 2014年(えほんちゃいろ)
なつやすみのプール。
サトシとマサトは、わるふざけがすぎて、シンゴをおこらせてしまう。
わくわくするなつやすみ、だいじなともだちとのゆうじょう。
おこらせたしょうねんとおこったしょうねんのなかなおりまでの、びみょうなきもちをえがいたいっさつ。
ニニ、まいごになる
アニタ・ローベル/さく まつかわまゆみ/やく 評論社 2015年(えほんあか)
そとはとてもいいてんき。トラネコのニニは、にわにでてくさばなとあそんでいるうちに、いえからはなれ、もりにまよいこんでしまいました。よるになり、もりにはおそろしいいきものが、いっぱいです。ニニはぶじにいえにかえれるでしょうか?
あざやかないろで、えがかれたえがステキです。
ルドルフとイッパイアッテナ
斉藤洋/作 杉浦範茂/絵 講談社
「ぼくはルドルフだ。あんたは?」
「おれか、おれのなまえはいっぱいあってね」
さかなやのおやじからにげて、とおくへきてしまったくろねこの「ウドルフ」と、そこでであった「イッパイアッテナ」のワクワクがいっぱいのものがたり。
ジェミーと走る夏
エイドリアン・フォゲリン /作 ポプラ社 2009年(930フ)
白人の少女キャストと黒人の少女ジェミーの12才の夏。
二人は走ることによってきずなを深めていきます。しかし、そんな二人を良く思わないまわりの大人たち。根深い人種差別(じんしゅさべつ)の問題が、うかび上がります。
すぐには解決できない、現実の難しさをかかえながらも、走ることを通して生まれる二人の友情は、大人たちの心を少しずつかえていきます。
本当にありそうな話でありながら、さわやかな気持ちにさせてくれるオススメの一冊です。
ぼくたちはなぜ、学校へ行くのか。 マララ・ユスフザイさんの国連演説から考える
マララ・ユスフザイ/述 石井光太/作 ポプラ社 2013年(370イ)
長い夏休み、学校へ行かなくてうれしいな、と思っている人もたくさんいるでしょう。
でも、世界には学校へ行くのが「当たり前」じゃない、行きたくても行かれない子どもたちがたくさんいます。 うらやましい、と思う人もいるかもしれませんね。では、なぜ私たちは学校へ行くのでしょう?br />
世界100カ国以上を歩き回ってきた石井光太さんと、17才でノーベル賞を受賞したパキスタンの少女マララさんの言葉から、みんなの毎日の生活が新しい世界に見えてくるかもしれませんよ。
写真絵本なので、読みやすいです。
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