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ほんのとくしゅう 2015年
9月 カミナリ
「じしん、カミナリ、火事おやじ」これは、おそろしいものを順番にあげて言ったことわざです。カミナリは2番目なのですね。また、カミナリ様におへそをとられるという言い伝えもあります。
そこで今月はカミナリがでてくるお話をあつめました。どんなお話があるかな? こわがらないでたのしんで読んでくださいね。
かみなりのおやこ
せなけいこ/作 童心社 2006年(えほんちゃいろ)
むかしのひとは、かみなりがなるのは、おにがたいこをしょって、ゴロゴロならしているとおもったそうです。このおはなしのキーワードは、おにが「とらのかわのふんどし」をはいて、どうぶつのとらにであってしまうところです。
くもりのちはれ せんたくかあちゃん
さとう わきこ/さく・え 福音館書店 2006年(えほんちゃいろ)
せんたくのだーいすきなかあちゃんですが、いまにもあめがふりそうなてんきに。どうしたらせんたくものがほせるか、かんがえました。なんと「おおだこ」をあげて、くものうえにほしたのです。すると、くもの上にいた「かみなりさん」たちは…。
かみなりのちびた
松野正子/ぶん 長新太/え 理論社 2005年(913マ)
ひろしがひるねをしていると、なにやらおなかがむずむず。目をあけると、かみなりの子どものちびたがいました。ひろしのへそをとろうとしていたというのです。おこったひろしにちびたはおもしろい所へつれていってあげるというのですが…。いったいどこへ連れて行こうというのでしょうか?
天地のドラマすごい雷大研究
かこさとし/作 小峰書店 2001年(450カ)
みなさんは雷にあったことがありますか? 光や音がこわくてきらいという人もいるでしょうね。でも雷のはじまりからおわりまでを、天地を舞台にした大きな劇と思って見たらどうでしょう。どんなすじがきで劇がすすみ、どんな役者(雲、あられ、台風など)がかつやくしているのか気になりませんか?
これならわかる!科学の基礎のキソ 気象
田代大輔/監修 こどもくらぶ/編 丸善出版 2015年(450コ)
セーターを脱ごうとするとバチバチッと静電気が起こりますね。実は雷の正体もその静電気だって知っていましたか? あんなに大きな音と光を放つ雷が静電気なんて信じられませんよね。この本で雷が起きる仕組みを理解すればきっと納得できると思います。
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