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ほんのとくしゅう 2017年
3月 友だち
ようちえんや、ほいくえん、学校では、3月が1年のさいごですね。いままで同じクラスだった友だちと、おわかれするのはさみしいけれど、友だちのたいせつさや、ありがたさが、よりいっそう感じられる時期ですね。今月は「友だち」をテーマにした本をしょうかいします。はなれてしまっても、ゆうじょうは、ずっとつづきます。いまの友だちをだいじにして、これからできる、あたらしい友だちともなかよくし、みんなでげんきにすごしましょう。(下井草図書館作成)
ともだちってだれのこと?
岩瀬成子/作 中沢美帆/絵 佼成出版社 2015年(えほんちゃいろ)
ネズミが、なかよしのテンの家へ行くと、ドアに「友だちの家に行きます」という、紙がはってありました。ネズミは、それが自分の家のことなのか、ほかの友だちの家なのか、気になってしかたがありません。テンに会ってたしかめようとしますが…。
いちばんのなかよしさん
エリック・カール/作 アーサー・ビナード/訳 偕成社 2015年(えほんあか)
いつもいっしょにあそんでいた、なかよしの女の子が、とつぜん、とおくへ行ってしまいました。男の子はさびしくなって、女の子をさがしにでかけます。川をわたって、ほしの下でねむり、山や原っぱをこえ、森をぬけていくと…。色あざやかで、うつくしい絵本。
泣いた赤おに
浜田広介/作 つちだのぶこ/絵 あすなろ書房 2016年(えほんだいだい)
人間と友だちになりたい、心のやさしい赤おに。でも、人間たちはこわがって、赤おにに近づいてくれません。すると、なかまの青おにが、あることを思いつきました…。むかしから読みつがれている、やさしいおにたちの、ゆうじょうものがたり。
1ねん1くみの1にち
川島敏生/写真・文 アリス館 2010年(えほんきいろ)
ある小学1年生のクラスのようすを写真でしょうかい。登校、朝の会、国語や算数のべんきょう、休みじかん、給食、そうじ、帰りの会…。クラスのみんなとすごす、楽しい1日。きみのクラスと、にているところがあるかな?
だるまちゃんと楽しむ日本の子どものあそび読本
加古里子/著 福音館書店 2016年(380カ)
花かざり、かみかぶと、ブンブンごまに、あやとりあそび…。むかしながらの楽しいあそびが、たくさんおぼえられる本。人気絵本シリーズの「だるまちゃん」が、わかりやすく教えてくれます。友だちと一緒にあそんでみよう!
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