[ここから本文です。]
ほんのとくしゅう 2017年
4月 きらきら
まちにまった春。冬のあいだねむっていた生きものたちも、元気にうごきはじめます。みなさんもあたらしい学校、あたらしいクラス、あたらしいともだち…と、どきどき・わくわくがいっぱいのきせつですね。今月のとくしゅうは「きらきら」。「きらきら」と聞くと、何を思いうかべますか?お星さま?花火?宝石?目に見えるものだけでなく、心でかんじられる「きらきら」したものもたくさんあります。いろんなかがやきがつまった、心がパッと明るくなる本をしょうかいします。(高井戸図書館作成)
おーばあちゃんはきらきら
たかどのほうこ/さく こみねゆら/え 福音館書店 2015年(913/タ)
小学校1年生のチイちゃんは、おーばあちゃん(ひいおばあちゃん)が大好き。ある日、チイちゃんが“おかっぱちゃん”人形であそびながらお話をかんがえていると、おーばあちゃんがやってきて…(「おかっぱちゃんと王子さま」より)。おーばあちゃんのしてくれた8つのきらきらしたお話。
てではなそう きらきら
さとうけいこ/さく さわだとしき/え 米内山明宏/手話監修 小学館 2002年(えほんきいろ)
手っていろんなことができるよね。さわったり、つかんだり、じゃんけんしたり。じゃあ、手でお話もできるってしってる?口で話すことばだけでなく、手でお話できたらきっとおもしろい!みのまわりにあるたくさんのきらきらしたものと、それを手でつたえる楽しさがつたわってくる本です。
きらめく夏
吉田 道子/作 福田 岩緒/絵 くもん出版 2004年(913/ヨ)
ある朝、おべんとうを作っていたおかあさんがとつぜんなくなった。それいらい、知之介はちょっとやんちゃな妹・典子のことを、いつも気にかけている。そうしたある日、家出をした少年に出会った2人は、思いがけず夏休みをいっしょにすごすことに…。キラキラかがやく3人の夏の思い出。
夜空をみあげよう
松村由利子/文 ジョン・シェリー/絵 福音館書店 2016年(えほんみどり)
まいばん家のベランダから夜空を見ているはるかとじゅんは、いろんなことに気づきます。星にも色があること、そうがんきょうで三日月をのぞくと、ぼんやりまるく見えること…。さいごは家族で流れ星を見に、山へ行きます。そうがんきょうだけで夜空かんさつが楽しめる1さつです。
つくしちゃんとすぎなさん
まはら三桃/作 陣崎草子/絵 講談社 2015年(913/マ)
小学校2年生のつくしちゃんは、ある日、「まじょ」のおばあさん・すぎなさんの家の前でなわとびを落としました。その日から、ふたりはおしゃべりをするように―。つくしちゃんとすぎなさんのきらきらした心の交流のお話です。
[ここまでが本文です。]