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ほんのとくしゅう 2017年
6月 おとうさん
6月第三日曜日は「父の日」です。今年は6月18日日曜日。
あなたのおとうさんはどんな人ですか?やさしくて力もち、いっしょにあそぶととっても楽しい。でも、いつもいそがしくて、お休みの日はねてばっかり…なんておとうさんもいるかも。
今月は、いろんなおとうさんが登場する本をしょうかいします。
「あ、なんだかうちのおとうさんとにてる!」と思ったら、ぜひ、おとうさんといっしょにもういちど読んでみてください。(中央図書館作成)
おむかえパパ
ナディーヌ・ブランコム/文 オレリー・ギュレ/絵 中川 ひろたか/訳 主婦の友社 2017年(えほんあか)
もし、パパのくるまがうごかなくなって、おむかえにこられなくなったら、どうする? そんなときはね、となりのおじさんのトラクターや、ぬいぐるみのしろくまちゃん、だんろのドラゴン…みんなの力をかりて、パパはぜったいきみをむかえにいくから、あんしんしてまっててね!パパのおむかえがたのしみになる絵本です。
こわがりのかえるぼうや
キティ・クローザー/作・絵 平岡 敦/訳 徳間書店 2003年(えほんあか)
ジェロームはこわがりのかえるぼうや。夜、ベッドでひとりになると、へんな音が気になってねむれません。しかたなく、パパがジェロームのベッドでねることになりました。するとほんとうにへんな音がきこえてくるのです!パパとジェロームは、音のしょうたいをたしかめに、夜の庭へ出かけます。
とうさんのあしのうえで
いもと ようこ/作・絵 講談社 2008年(えほんちゃいろ)
南極にくらす、コウテイペンギンのおはなしです。マイナス50度の氷の世界。とうさんとかあさんはけっこんし、たまごが生まれました。かあさんは、生まれたてのたまごを、とうさんにわたします。それからとうさんは、自分の足のうえで、じっとたまごをあたためつづけます。4か月もの間、立ったまま、何も食べずに…。どんなにさむくても、つらくても、とうさんはけして負けません。負けるわけにはいかないのです。
おとうさんのちず
ユリ・シュルヴィッツ/作 さくま ゆみこ/訳 あすなろ書房 2009年(えほんあか)
戦争ですべてを失い、家族でうつり住んだのは、遠い遠い東の国。まずしいくらしのなかで、ある日おとうさんは市場でパンのかわりに地図を1枚買ってきました。部屋に世界の色があふれだし、暗い気持ちがきえていきます。おとうさんの地図が、ぼくに生きる力をくれた…。 絵本作家になったユリ・シュルヴィッツが、自分の子どものころのことをかいた絵本です。
きのうの夜、おとうさんがおそく帰った、そのわけは…
市川 宣子/作 はた こうしろう/絵 ひさかたチャイルド 2010年(913イ)
夜になってもなかなか帰ってこないおとうさん。どこで何をしているのでしょう…なんて思ったことありませんか?そのこたえはというと…。ある夜は、大地震をふせぐため地底のなまずに子もりうたを歌い、またある夜はカミナリの子をボートで雲まで送りとどけ…。おとうさんはいつだって、だれかのためにいっしょうけんめいなんです!
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