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ほんのとくしゅう 2017年
7月 ふしぎ
なつやすみがはじまる7月。
ふしぎなことが、おとずれるかもしれません。
こころがやさしくなるようなふしぎ。
しぜんのふしぎ。
すてきなふしぎ。
ちょっとこわいふしぎ。
どんなふしぎが、まっているのかしら。
今月は、「ふしぎ」をテーマに、本をごしょうかいします。(今川図書館作成)
すてきなステッキ
深見春夫/作 PHP研究所 2016年 (えほん ちゃいろ)
わたしのおじいちゃんのステッキは、ふしぎなステッキ。 いろいろなものを、すてきなものにかえてしまう。 ベンチのうえのおちばをステッキでつつくと、すてきなことりになってとんでいきます。 みずたまりをつつくと、こんどは、なににかわるかな。 おじいちゃんとわたしの、たのしいおさんぽは、まだまだつづきます。
ふしぎ ふしぎ
片山令子/文 長新太/絵 国土社 1997年 (えほん ちゃいろ)
おひさまのおいしいひかりのびんをもって、さんぽにでかけたミチコ。 きつねとうさぎにもおすそわけ。 「はんぶんことぜんぶと、どっちがおおい?」 「はんぶんこ。ぜんぶはひとりだけおいしいけど、はんぶんこはふたりともおいしいもの。」 「はんぶんこ」と「ぜんぶ」のとらえかたがすてきな、やさしいきもちになれるおはなし。
おんなのしろいあし
岩井志麻子/作 寺門孝之/絵 東雅夫/編 岩崎書店 2014年 (えほん ちゃいろ)
ぼくのがっこうの古いそうこには、おばけがいるらしい。 ともだちは、みんなこわがりだ。 ぼくは、つよいおとこのつもり。 雨の日のゆうがた、ひとりで、たんけんすることにした。 そうこにいた、おんなのしろいあし。 しらないみちで、ずっとついてきた、はだしのあしおと。 おなじひとだったのかな。
富士山のふしぎ100 ~日本一の山 世界遺産・富士山のなぜ~
富士学会/監修 偕成社 2014年 291カ
世界遺産にもとうろくされた日本一の山、富士山。 「富士山はなんさいぐらい?」 「どんどんくずれているって、ほんと?」 「富士山のうえのほうでくらしている人はいるの?」 ふしぎにおもう100のぎもんに、写真をつかって、わかりやすくこたえてくれる本。
にわとり城
松野正子/作 大社玲子/絵 こぐま社 2016年 913マ
1わのにわとりとたびにでることにした、こころのやさしいむすこ。 まよいこんだまっくらな森で、夜のまものと、なぞなぞ対決をすることに。 うまくこたえられないと、まものにたべられてしまう。 ハラハラドキドキするてんかいが、まっています。
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