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ほんのとくしゅう 2018年
12月 おくりもの
12月といえば、クリスマス! 一番の楽しみは、やっぱりプレゼント! という人も 多いのでは?
でも、プレゼントって、もらうのもうれしいけれど、おくるのも楽しいもの。だれかのために しなものをえらんだり、手作りしたり…。もしかしたら、もらうよりも すてきなことかもしれません。
こん月のテーマは「おくりもの」。いろいろな おくりもののお話を ごよういしました。中には 「おくりもの」じしんが しゅやくの お話も…。
よんだあとは 大すきな人に、おくりものを したくなっちゃうかも? (柿木図書館作成)
うさこちゃんのおじいちゃんへのおくりもの
ディック・ブルーナ/ぶん え まつおか きょうこ/やく 福音館書店 2010年(えほんあか)
もうすぐ、おじいちゃんのたんじょうび。おくりものを まだ きめていなかった うさこちゃんは、いっしょうけんめい かんがえて、なにか いいものを つくろう、と おもいつきました。 うさこちゃんは なにを つくるのかな? おじいちゃんは よろこんでくれるかしら。
おくりものはナンニモナイ
パトリック・マクドネル/作 谷川 俊太郎/訳 あすなろ書房 2005年(えほんあか)
だいすきなともだちのアールに、おくりものをしたくなった ネコのムーチ。でも アールは、なんでももってる。じゃあ、なんでももってる アールを よろこばせるものって…?「ナンニモナイ!」 そこで「ナンニモナイ」を あげることにした ムーチだったけど…。それは いったい どこにあるの?
ビロードのうさぎ
マージェリィ・W.ビアンコ/原作 酒井 駒子/絵・抄訳 ブロンズ新社 2007年(えほんあか)
クリスマスのプレゼントとして、ぼうやのもとへやってきた ビロードのうさぎ。 「子どもに ほんとうに あいされた おもちゃは、ほんとうのものに なれる」という まほうを しんじたうさぎは、やがて ぼうやの かけがえのない ともだちになります。
ごんぎつね(講談社の名作絵本)
新美 南吉/作 柿本 幸造/絵 講談社 2013年(えほんちゃ)
きつねのごんは、兵十が びょうきの おっかあに たべさせようと とった うなぎを、いたずらで ぬすんで しまいました。 しかし そのあと、おっかあが しんだことを しった ごんは、はんせいし、つぐないのために 兵十に いろいろな おくりものを します。でも、兵十は…。
賢者の贈り物(講談社青い鳥文庫)
O.ヘンリー/作 飯島 淳秀/訳 講談社 2009年(930ヘ)
貧しくても深く愛し合う若い夫婦。クリスマス・イブの日、妻は自分の唯一の宝物と引き換えに、夫に最高のクリスマス・プレゼントをしようと考えます。一方、夫も妻のために…。世界で最も有名な、愛の贈り物の物語。
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