[ページの先頭。]

[本文へジャンプ。]

[ここから本文です。]

いま、この本 2013年

4月 

季節は春。最近、風の強いのが気になりますが、暖かい日差しに何となく心が浮き立ちませんか?
新学期を迎える人、新たなことを始める人……きっと新しい出会いが待っていることでしょう。
今月は、そんな春の季節におすすめしたい本を集めてあります。
新生活が、皆さんにとって、実り多きものでありますように。
  
毎月、杉並区内図書館のYA担当者がおすすめの本を紹介します。
在庫状況は、検索して調べるか、図書館の人に聞いてくださいね。

まるごと日本の季節(学研もちあるき図鑑)

まるごと日本の季節(学研もちあるき図鑑)

榎本好宏、木村義志、萩原信介/監修  学習研究社

春めいてくると不思議と自然に目が向く。そんな時、持ち歩ける図鑑はどうだろう。図鑑というよりガイドブックのような印象だ。季節と暦の関係も分かりやすく、俳句や短歌の季語もバッチリ!? 季節が移りゆくさまを「山」が表現すると「山笑う」「山滴る」「山粧」「山眠る」……。四季折々を日本語は実に豊かに表現する。植物から動物、伝統文化、風習、風物詩、雨、風などの自然現象まで豆知識満載。まさに、まるごと日本の季節がわかる1冊だ。

空より高く

空より高く

重松清/著  中央公論新社

廃校が決まった東玉川高校(トンタマ)の最後の新入生、僕たちが卒業すると同時に学校はなくなってしまう。最後の高校生活もあと半年の二学期の始業式の日ジン先生がやってきた。
卒業まで平凡に送るつもりだったトンタマの生徒たちが、ジン先生と出会い、考え方が少しずつ変わっていく。これからなにか始めたい時に読むのにぴったりの本です。

中原淳一エッセイ画集 しあわせの花束

中原淳一エッセイ画集 しあわせの花束

中原淳一/著  平凡社

皆さんは中原淳一という挿絵家を知っていますか? 戦後の女性達に夢や希望を与え、賢く美しくなって欲しいという思いから、『それいゆ』『ひまわり』などのファッション雑誌を創刊し、当時の少女達からの絶大な人気を誇りました。今年で生誕100周年を迎えます。
この本は、春を感じられるような可愛らしい少女と、美しい花々でいっぱいの挿絵と共に、中原淳一からの若い皆さんへ向けたメッセージが載っているエッセイ集です。

君たちはどう生きるか

君たちはどう生きるか

吉野源三郎/著  ポプラ社

コペル君は中学2年生。正義感が強い北見君、家業のとうふ屋を一生けんめい手伝う浦川君、いつもやさしい水谷君らの級友に囲まれ、その中でさまざまな体験をし、いろいろな事を考え、天動説が地動説に変わるような発見をしていきます。ところが、雪の日に大変な事件が起きて……。
君たちはどう生きるか、どう生きていけば良いのか、考えるきっかけを与えてくれる物語。新学期の始まりにおすすめの本です。

道は必ずどこかに続く

道は必ずどこかに続く

日野原重明/著  講談社

新しい環境に身を置く時、期待と同じくらい不安を感じたりしませんか。そんな時に頼りになるのは、やはり人生の先輩のアドバイスではないでしょうか。この本では著者が自分自身のエピソードを交えながら、決断する勇気や感謝することの大切さを教えてくれます。
これから、みなさんが大人になっていく過程で迷うことがあるかもしれません。でもきっと、この本の中の言葉はみなさんの助けになると思います。

[ここまでが本文です。]

[本文の先頭に戻る。]

To PAGETOP

杉並区立図書館
杉並区荻窪3丁目40-23
03-3391-5754(代表)

©2012 Suginami city library all rights reserved.

[本文の先頭に戻る。]

[ページの先頭に戻る。]