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いま、この本 2014年

3月 

毎月、杉並区内図書館のYA担当者がおすすめの本を紹介します。(今月は、下井草図書館が担当)
在庫状況は、検索して調べるか、図書館の人に聞いてくださいね。 

卒業するわたしたち

卒業するわたしたち

加藤千恵/著  小学館

「卒業する」ということを考えてみる。それは今までとこれからを結ぶ分岐点。
その過程で出会う人たちとの対話、何かに触れる瞬間のうちに成長する彼女たちの思いはいったいどこへ向かうのだろう……?
さまざまな「卒業」をテーマにした珠玉のショートショート13編を収録。

さよならを待つふたりのために

さよならを待つふたりのために

ジョン・グリーン/著  金原 端人・竹内茜/訳  岩波書店

甲状腺がんが肺に転移し、すでに3年もの間、酸素ボンベが手放せない生活を送っているヘイゼル。片脚を骨肉腫で失った少年オーガスタスと出会いお互いに惹かれ合うのだが……。
あちら側とこちら側の境界にいる2人。いずれ訪れる「永遠の別れ」に対し、彼らは限られた時間の中で何を思うのだろうか? 生と死を見つめながら、たくましく日々を生きる青春小説。

ランチのアッコちゃん

ランチのアッコちゃん

柚木麻子/著  双葉社

人との出会いを繰り返し、新たな自分を発見し、自らの成長を知ることが出来る。そのきっかけが職場の上司との1週間限定のランチの交換だった。
表題作のほかにも学生時代の先生と偶然再会し自らの価値を再確認する「夜の大捜査先生」など全4編を収録。読み進めていくうちにどんどん元気が湧いてくる!!

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