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いま、この本 2014年
4月
毎月、杉並区内図書館のYA担当者がおすすめの本を紹介します。(今月は、高井戸図書館が担当)
在庫状況は、検索して調べるか、図書館の人に聞いてくださいね。
昭和ことば辞典
大平一枝/文 伊藤ハムスター/絵 ポプラ社
平成になって26年。昭和のことばは古くさい? いえ、そんなことはありません。ウィットにとんだコミュニケーションに昭和のことばは最適です。そんなことばを日本の映画のセリフで紹介している本です。昭和のことばに癒されてみませんか?
大江戸散歩
香月日輪/作 理論社
龍や大蝙蝠が飛びかい、隅田川には大みずちや化け狐・巨大骸骨といった妖怪や眞人が住む異世界「大江戸」に現代世界から落ちてきた少年「雀」は皆に可愛がられながらかわら版記者として働いている。気さくな妖怪たちが織りなす、天下泰平の大江戸の風俗描写も面白い痛快妖怪ファンタジーのシリーズ第七弾!
日本語を味わう名詩入門16 茨木のり子
萩原昌好/編 あすなろ書房
あなたは最近、夜空を見上げたり、風のささやきに耳を澄ませたりしましたか。
詩はある日ある時、何かが心に触れてあふれた思いを選び抜いた言葉で表現したもの。
茨木のり子さんの詩には絵画的な美しさの奥に凛としたたたずまいがあります。その詩の世界を味わってみませんか。
千年の百冊
鈴木健一/編 小学館
学校の古典の授業で、とっつきにくい表現に苦手意識を持ち、しり込みしてしまうYA諸君は非常に多いと思います。本書は日本の古典文学が、その歴史を紡いできた約千年の間に作られ、読み継がれてきた百作品の解説・あらすじ・読みどころがとてもわかりやすく紹介されています。
さあ今を生きる諸君! このスーパーガイドブックで多くの英知を学んでみませんか?
愉しい落語 江戸以来四百年、そして未来へ
山本進/著 草思社
近年、小説や漫画、ドラマなど様々なメディアで題材として使われている落語。ちょっとしたブームの様相を呈しています。
本書は長年、落語研究や芸能史研究に携わってきた著者による落語の入門書。素朴な疑問から歴史や楽しみ方、そして今後の行く末まで…。これを読めばきっと落語通になれます。
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