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いま、この本 2014年

8月 

毎月、杉並区内図書館のYA担当者がおすすめの本を紹介します。(今月は、中央図書館TRCが担当)
在庫状況は、検索して調べるか、図書館の人に聞いてくださいね。

清須会議

清須会議

三谷幸喜/著  幻冬舎

信長亡き後、織田家を継ぐのははたして誰か。おバカな兄か、かしこい弟か、それとも…?
清須城を舞台に、柴田勝家、羽柴秀吉、丹羽長秀、池田恒興ら武将たちによる歴史を動かす心理戦が始まる。その五日間の攻防を現代語訳で描いた、笑いありドラマありの時代劇エンタテイメント。

はじまりのとき

はじまりのとき

タィン=ハ・ライ/著 代田亜香子/訳  鈴木出版

物語は、ベトナムのお正月から始まる。少女の名は「ハ」。10歳の時、サイゴンは陥落し母国を脱出する。母と3人の兄と共に移り住んだ米国アラバマの地。出会う人と文化は必ずしも温かいものばかりとは言えない。12月「ハ」は、仲間と共にいじめっ子に立ち向かう。軽快に進む物語は、機智とユーモアに富んでいる。

論理的に解く力をつけよう

論理的に解く力をつけよう

徳田雄洋/著  岩波書店

「A氏とB氏は午後1時に電話で連絡をとることを約束していた。しかし、どちらが電話をかける側で、どちらが電話を受ける側か決めていなかった。互いに電話をかけても話し中を示す音がするのみであった。」…。日常に起こりうる問題を論理的に解くためのものの考え方を、解りやすくポイントを挙げて段階的に導いてくれる一書。

中学生の君におくる哲学

中学生の君におくる哲学

斉藤慶典/著  講談社

哲学の大学教授だった著者が、ある日から中学の校長になる。この書では、中学生に向けて「哲学」について語る。それは、何かを考えることからはじまる。「自分って誰」「世界は何で出来ている」「スカート丈を短くする自由」「社会的動物」…。
何気ない疑問は、次々と論破されていく。生きる意味が見えてくるかもしれない。

星の声に、耳をすませて

星の声に、耳をすませて

林完次  講談社/著

ボルト一本を忘れたために世紀の天体ショーの天体写真を取り損ねてしまった。しかし、そのとき普通のカメラで撮った星空の写真の美しさに自分の原点を見出す。
星と宇宙の魅力について、そして、「失敗しても、誰でも生きる道は見つけられる」と、温もりのある言葉で語ってくれる。

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