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いま、この本 2014年
10月
毎月、杉並区内図書館のYA担当者がおすすめの本を紹介します。(今月は、永福図書館が担当)
在庫状況は、検索して調べるか、図書館の人に聞いてくださいね。
みんな、くよくよ悩んでいたって…!? エッセイ(読書がたのしくなるニッポンの文学)
太宰治/ほか作 くもん出版
太宰治は学生達に腹を立て、室生犀星は萩原朔太郎に「容姿に失望した」と書かれ、坂口安吾は「恋愛は一時の幻影」と言い放ち、芥川龍之介は夏目漱石の葬儀で泣き出す――。近代日本文学の文豪達を「悩める1人の人間」として身近に感じることのできるエッセイ集です。
猫は神さまの贈り物 エッセイ編
山本容朗/編 谷崎潤一郎/ほか著 有楽出版社
谷崎潤一郎や白石冬美などの作家たちが書いた、猫にまつわるエッセイを集めたアンソロジー。
有名作家たちも夢中になってしまう猫の魅力がたくさんつまった一冊です。猫好きの方も、そうでない方も猫に翻弄される気持ちを味わってみてください。
魂をゆさぶる歌に出会う アメリカ黒人文化のルーツへ (岩波ジュニア新書)
ウェルズ恵子/著 岩波書店
ラップやブレイクダンスなどのアメリカ黒人の音楽やダンス、さらにはそのファッションや言葉づかいは、今や世界中に大きな影響力を持っています。それらの黒人文化の源を探れば、奴隷制度や人種差別など、苦しみを経験した人々ほど力のある文化を創造するという真実が浮かび上がってきます。
明日は、どうしてくるの?(15歳の寺子屋)
栗田亘/著 講談社
なぜ勉強しなければならないの? なぜ学校に行かなければならないの?
皆さんも、そう思ったことがあるのではないでしょうか?
筆者の栗田さんはこの本の中で、今までに読んだ本で感銘を受けた文章を抜粋し、ご自身の経験を踏まえて、10代の皆さんの疑問にアドバイスしています。
学校のこと、友達のこと、将来のこと…。皆さんの心の悩みを晴らしてくれることばが、きっと見つかりますよ。
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