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いま、この本 2014年
11月
毎月、杉並区内図書館のYA担当者がおすすめの本を紹介します。(今月は、柿木図書館が担当)
在庫状況は、検索して調べるか、図書館の人に聞いてくださいね。
なきすぎてはいけない
内田麟太郎/作 たかすかずみ/絵 岩崎書店
祖父がこの世を去るまぎわに、おさない孫に語りかける絵本です。対象年齢は5歳~小学校低学年向けとあるように、こどもにもわかるやさしい言葉でつづられています。けれどもこの絵本の持つメッセージは、幼い子供に対してより、むしろ自我のはっきりする中学生以上のかたにこそ、より深く伝わるのではないでしょうか。
大人になりかけている人から、すっかりおとなになってしまった人に、おすすめします。
私がデビューしたころ
東京創元社編集部/編 東京創元社
ミステリー作家51人がそれぞれのデビューにまつわるエピソードを綴る。構想から本を一冊書き上げるまでの過程は様々であり、そこから作家の性格が垣間見え何か親しみが湧いてくる。エピソードが印象に残った作家の作品をまだ読んだことがなければ、読んでみたくなるエッセイ集。これからどんな作品が登場してくるのか楽しみになる。
まりこふんの古墳ブック
まりこふん/著 山と溪谷社
この本には、むかしむかしに作られた「古墳」や「埴輪」などについての情報がたくさん!
全ページカラーでイラスト付き。親しみやすく、とても分かりやすく説明してくれているので、楽しく読み進める事ができます。古墳に興味のなかった人も、見に行きたくなっちゃうかもしれません。
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