- ホーム >
- ヤングアダルトページ >
- いま、この本 >
- 2016年 >
- 1月
[ここから本文です。]
いま、この本 2016年
1月
毎月、杉並区内図書館のYA担当者がおすすめの本を紹介します。(今月は、柿木図書館が担当)
在庫状況は、検索して調べるか、図書館の人に聞いてくださいね。
ラ・プッツン・エル
名木田恵子/著 講談社
「昔々、あるところに、たいへん狂暴なお姫さまがおりました…。」少女は親と闘ってマンションに引きこもり、自分を「ラ・プッツン・エル」と名づけました。
生きづらい気持ちを抱えた少女が、一歩前へ踏み出すために少しの希望をもつというお話。
大人になるっておもしろい?
清水真砂子/著 岩波書店
大人になるっておもしろい?著者は言っています。うん、だんぜん!!でも焦らないで。現在を丁寧に生きてほしい。人は個が確立してこそ、初めて他者とつながることができます。そして個の確立には独り居の時間の確保が不可欠です。人と人がつながるのではなく、ただ群れているにすぎないとしたら、それこそさびしすぎませんか。
思春期
小手鞠るい/著 講談社
「未来は明るい」「若さはすばらしい」なんて、だれが決めたの。私は私、ほかの人にはなれません。いつまでも、私は私でしかないのです。無理して、明るい少女になる必要なんかないのです。私のままの私を好きになるだけでいいのです。そんなことを教えてくれる一冊です。
かわいいだけじゃない私たちの、かわいいだけの平凡。
最果タヒ/著 講談社
友情について何かを語ることってできないんです。言葉にすれば関係性が壊れてしまう。
私は凡人だから、自分と大切なあの子のために力を使うんだ。どこにでもありそうで、どこにもない、たったひとつの女の子たちの物語。詩人・最果タヒが紡ぐ、初めての長編小説。
[ここまでが本文です。]