いま、この本　2016年

ある夜少年ダイヤモンドは、「北風」に冒険に誘われます。北風のうしろの国からもどってきたダイヤモンドは、そこで聞いた小川の歌を口ずさみ、ロンドンの貧しい暮らしにあえいでいる家族や友だちを助け、励ますようになり…。ダイヤモンド少年の孤独と善意の真実がうかがえる、長編ファンタジー。ダイヤモンド少年の生き方は、読み手に生きる勇気を与えてくれます。

赤レンガ造りの駅がここに？　これはキノコの館？　ここはまさに21世紀、ここからは宇宙に発信できそう…。ページをめくれば、いつの間にかその中に迷いこんでしまったような心地にもなる、そんな写真を通して日本の美しく素敵な図書館を紹介した本です。
本が好きな人はもちろん、建物や写真に興味がある人、そして旅が好きな人も楽しめます。
すぐに行けそうな図書館も載っていますよ。

渋谷109の元ギャル店員だった著者は、24歳の時の親友の死とある1冊の本をきっかけに、世界60カ国の旅に出ます。
そしてアフリカ・モザンビークで病や貧困に苦しむ人々の姿を目にし、女性と子供のためのNPOをたった一人で立ち上げます。
その後現地で医療技術者の資格を取り、日経ビジネスの「次代を創る100人」にも選ばれた彼女。その行動力とやさしさは、日本のギャルの誇りです。

お祝いなんてまっぴらごめん！　100歳の誕生日パーティーを控え、突然老人ホームの窓から逃げ出した主人公アラン。途中ギャング団から大金を奪いスーツケースを引っ提げ追われることに…。だけど本人はどこ吹く風。
それはそのはず、アランは爆弾づくりの専門家。潜り抜けてきた修羅場が違う。歴史的事件の裏にアランあり、世界史の重要シーンにひょこひょこ顔をのぞかせる。ドタバタコメディ。