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いま、この本 2016年
5月
毎月、杉並区内図書館のYA担当者がおすすめの本を紹介します。(今月は、西荻図書館が担当)
在庫状況は、検索して調べるか、図書館の人に聞いてくださいね
弓を引く少年
大塚菜生/著 国土社
二年前の母の交通事故死以来、大好きだったハルオジからも乗馬からも遠ざかって、 中学受験準備になんとなくとりくんでいた弦。ある日、ハルオジが海王という名前 の在来種の馬を入手したことをきっかけに、弦は再び乗馬を始めることになった。 それだけでなく、ハルオジには何か考えがあるようで。
島の猫
岩合光昭/著 辰巳出版
北は北海道・天売島から南は沖縄・竹富島まで、写真家の岩合光昭さんがネコたちを探して、 日本全国の島をめぐります。誰もいない浜辺にたたずむネコ、堤防から元気よくジャンプするネコ…。 のどかな島の自然の中で、生き生きと、のびのび暮らすネコたちの姿に、ほっと心が温かくなります。
どろんころんど
北野勇作/著 福音館書店
目がさめたとき、人間(ヒト)が消えていた。アンドロイドの少女アリスと 亀型ロボット万年1号は、目の前に広がる、どこまでも続く泥の海を、 人間(ヒト)の姿を求め、二体(ふたり)で旅をする。そこで、泥人形の ようなヒトデナシに出会う。ヒトデナシたちが作り上げたニセモノの世界で、 アリスは、考え続ける、ホンモノとは何だろう?ニセモノとは何だろう?
似ていることば
おかべたかし/著 東京書籍
「サンデーとパフェ」「ミミズクとフクロウ」「形と型」など、似ているけれども、 どこがどう違うのか説明しにくいものってありませんか? この本は、そんな似ている「もの」や「ことば」について、きれいな写真を使って わかりやすく楽しく解説してくれています。
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