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いま、この本 2017年
1月
毎月、杉並区内図書館のYA担当者がおすすめの本を紹介します。(今月は、今川図書館が担当)
在庫状況は、検索して調べるか、図書館の人に聞いてくださいね。
夏目漱石、読んじゃえば?(14歳の世渡り術)
奥泉光/著 河出書房新社
著者の奥泉さんは、夏目漱石の作品で読書感想文を書き続けたそう。作品を解説しつつ、小説や読書の新しい楽しみ方を教えてくれる1冊。夏目漱石の生誕150年にあたる2017年。文豪だからとむずかしく考えずに夏目漱石、読んでみませんか。
マンガがあるじゃないか わたしをつくったこの1冊(14歳の世渡り術)
河出書房新社/編 河出書房新社
図書館員って、むずかしい本ばかり読んでそうなイメージありませんか?意外とマンガも読んでいると思いますよ。主人公と自分を重ね合せたり、新しいことに興味を持ったり、一緒になって泣いたり笑ったり。紹介されたマンガを読んで、ほんのすこしでもなにか得るものを見つけられたら良いですね。
ほしをめざして
ピーター・レイノルズ/文・絵 のざかえつこ/訳 岩崎書店
「きみも、たびをはじめるときがきたんだよ。」細い道を歩きはじめたぼくだけれど。道しるべの教えてくれるところを歩いている途中で、道に迷ってしまいます。「きみはどこへいきたいんだい?」ときかれ、「みんなたびはちがうし、みちしるべもちがう。ひとりひとり、じぶんだけのほしのちずがあるんだ」と気づいたぼく。悩みや迷いを抱えはじめたあなたと重なるかもしれません。
馬鹿図鑑
五味太郎/著 筑摩書房
「馬鹿について、馬鹿にしないで、馬鹿にしてみる……。」世界中のいろいろな馬鹿が集まっている図鑑。誰かにあてはまりそうな気もするし、そうでもないような気もするし。辛辣な言葉とふんわりした言葉とイラストのバランスが秀逸で思わず苦笑したり、どきっとさせられたりする1冊。
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