[ページの先頭。]

[本文へジャンプ。]

[ここから本文です。]

いま、この本 2017年

10月 

毎月、杉並区内図書館のYA担当者がおすすめの本を紹介します。(今月は、高井戸図書館が担当)
在庫状況は、検索して調べるか、図書館の人に聞いてくださいね。

葉桜と魔笛

葉桜と魔笛

太宰 治/著  紗久楽 さわ/絵  立東舎

「葉桜のころになれば、私は、きっと思い出します」という老夫人の独白から物語は進む。父の赴任で松江に住んでいた18才の私と16才の美貌の妹。しかし、妹は腎臓結核で百日の命と宣告され、逃れられない運命に苦しむ私。ある日、妹の箪笥の引き出しに隠された手紙の束を見つける。そして、この手紙をめぐる思いがけない真実が解き明かされていくが…。紗久楽さわのイラストが太宰治の世界を美しく彩ります。

青の数学2 ―ユークリッド・エクスプローラー ―

青の数学2 ―ユークリッド・エクスプローラー ―

王城 夕紀/著  新潮社

夏の合宿を終え、ネット上の数学決闘空間「E²」では秋のアリーナに向けて決闘の嵐が吹き荒れていた。偕成高校数学研究会「オイラー倶楽部」のメンバーを筆頭とするライバル達を前に、柏山は自分を見失って立ち止まる。天才少女・京香凜の「数学って、何?」という問いに答えは出せるのか?「一ノ瀬の十問」を解くことはできるのか?ひたむきに数学に挑み続ける少年少女達の青春小説、第2弾。

敗北を力に! ―甲子園の敗者たち―

敗北を力に! ―甲子園の敗者たち―

元永 知宏/著  岩波書店

今年も盛り上がった甲子園大会。高校生活のすべてを賭けて全力を振り絞る球児たちのプレイに、多くの人が熱狂しました。なぜこれほど心を揺さぶられるのか?著者は「そこに敗者がいるから」だと言います。激闘の末、勝利にあと一歩届かずに敗れた球児たちは、どのようにして涙を力に変え、どのような人生を歩んだのか?8人の球児たちの「その後」を追った高校野球ファン必読の一冊です。

くらべる時代 ―昭和と平成―

くらべる時代 ―昭和と平成―

おかべ たかし/文  山出 高士/写真  東京書籍

「4本脚だった昭和の椅子は、平成になったら主流は5本脚に」、「昭和のガムは板ガム、平成は粒ガム」などなど、確かにそうかも…でもそれはどうして?身近にあるちょっとしたもの、それらが昭和と平成でどんな違いがあるかが、シャープな写真と分かりやすい文章でつづられています。世代による感じ方の違いも楽しめる、つい家族で回し読みしたくなる一冊です。

サイモンVS人類平等化計画

サイモンVS人類平等化計画

ベッキー・アルバータリ/作  三辺 律子/訳  岩波書店

サイモンには誰にも言えない秘密がある。それは、ネットで知り合った“ブルー”という男の子に恋をしているということ。どうやら同じ学校に通っているらしい“ブルー”。君の正体は?<ゲイ平等化計画>よりも<人類平等化計画>を―。ごく普通の男子高生・サイモンの恋と日常。

[ここまでが本文です。]

[本文の先頭に戻る。]

To PAGETOP

杉並区立図書館
杉並区荻窪3丁目40-23
03-3391-5754(代表)

©2012 Suginami city library all rights reserved.

[本文の先頭に戻る。]

[ページの先頭に戻る。]