いま、この本　2017年

哲学って聞くと、難しく感じてしまうかもしれません。 でも哲学はあなたのすぐ隣にいつも転がっているんです。 星が輝いているのはなぜだろう。時間ってなんなんだろう。 悪や正義ってなんだろう。 そんな身近ななんで？という気持ちに向き合い、自分の頭で考える事が、きっとあなたを成長させてくれるはずです。

この「紫の結び」は平安時代に紫式部が書いた長編物語「源氏物語」を、登場人物の一人である「紫の上」の話を中心に訳者である荻原規子さんがまとめなおしたものです。源氏物語は古文の授業などで取り上げられるため、その名前や作者は皆さんよく知っているのではないでしょうか。でも、読んでみるには中々手が出ないのではないかと思います。 この本は源氏物語を物語として楽しみ、原典の良さを知って欲しいという思いのもとに訳されています。そのためとても読みやすく手に取りやすいようになっています。是非、授業や教養だけではない物語のおもしろさに触れてみて下さい。（全三巻）

図書館の「児童読書相談コーナー」でアルバイトをする主人公のもとには、いろんな人がやってくる。 本の相談だけでなく、主人公が聞いた、ちょっぴり怖くて不思議なおはなし。

高校二年の栞は休日になると、山手線の地図に向かってダーツをし、選ばれた駅を目的もなく何時間もぶらりと歩く。 そんな一風変わった趣味を持つ彼女だが、学校では姉貴肌の学級委員長のキャラ。 身の周りの様々な人間関係に揺れ動きながら、彼女は本当の自分を見つけていく。 人の気持ちに敏感で、自分の気持ちに鈍感な少女の、甘酸っぱい青春ラブストーリー。