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いま、この本 2018年

4月 

毎月、杉並区内図書館のYA担当者がおすすめの本を紹介します。(今月は、永福図書館が担当)
在庫状況は、検索して調べるか、図書館の人に聞いてくださいね。

ぼくのとなりにきみ

ぼくのとなりにきみ

小嶋陽太郎/著  ポプラ社

中1の僕は、子どもっぽいと思いながらも親友のハセに連れられ古墳へ探検に行った。そこで謎の暗号を拾った僕達は…。女子の友達、部活の先輩、先生、家族、小学生時代のままでは上手くいかない人間関係に戸惑う僕。かけたい言葉が出てこず後悔ばかりの僕。そんな彼に共感する人も多いのでは?装丁の雰囲気そのままのさわやかな一冊です。

 ウィル・グレイソン、ウィル・グレイソン

ウィル・グレイソン、ウィル・グレイソン

ジョン・グリーン、デイヴィッド・レヴィサン/作 金原瑞人、井上里/訳  岩波書店

シカゴの街角で、同じ名前の少年ふたりが奇跡的に出会ったことから巻き起こる、様々な愛と友情の物語。米国の人気YA作家二人が、ふたりのウィルをそれぞれに描くという趣向も面白く、個性あふれる登場人物たちが魅力的です。LGBTQをあつかった青春小説であり、セクシャル・マイノリティについて考えたり感じたりするきっかけになってほしい作品です。

カレーライスを一から作る 関野吉晴ゼミ

カレーライスを一から作る 関野吉晴ゼミ

前田亜紀/著  ポプラ社

探検家・医師でありながら、武蔵野美術大学の教授でもある関野吉晴先生とゼミの生徒が、タイトルの通り、カレーライスを一から作っていく活動の記録です。機械や化学肥料を使わずに野菜や米を栽培し、食べるための鳥を飼育する経験を通して、生徒たちは命を食べることがどんなことかを実感します。カレーは無事に完成するのでしょうか? 一人一人違った考えを持っている様々な年代の生徒たちや、少しおっちょこちょいな関野先生のキャラクターも素敵です。

十歳までに読んだ本

十歳までに読んだ本

西加奈子、益田ミリ、杏/ほか全70名著  ポプラ社

作家だけではなく、女優や映画監督たち70名が子供の頃に読んでいた本を、その頃の思い出とともに語っています。小説だけではなく、絵本も紹介されています。あの人が読んだ本と同じ本を読んでみませんか?

翻訳できない世界のことば

翻訳できない世界のことば

エラ・フランシス・サンダース/著・イラスト  前田まゆみ/訳・描き文字  創元社

他国の言語を自国の単語で翻訳するため、そのニュアンスまでうまく表現することができないことばを、シンプルなイラストとともに紹介しています。そのことばがどのような国で生まれ、どのような人々に使われているのかを想像しながら、ページを開いてみてください。きっと他の国々の人々を違った角度から見ること、感じることができるでしょう。今まで自分がはっきりと表現できなかった考えや感情やことばが、この本で見つけられるかも…。

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