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いま、この本 2019年
11月
毎月、杉並区内図書館のYA担当者がおすすめの本を紹介します。(今月は、阿佐谷図書館が担当)
在庫状況は、検索して調べるか、図書館の人に聞いてくださいね。
赤とんぼ
新美 南吉/文 ねこ助/絵 立東舎
赤とんぼは、かあいいおじょうちゃんの赤いリボンにとまってみたくなりました。(本文より) 誰もいない別荘。そこに引っ越してきた少女は一匹の赤とんぼと出会った。 「ごんぎつね」「手ぶくろを買いに」で有名な新美南吉の作品。 赤とんぼと少女の交流、赤とんぼの由来。もの哀しくも、恐ろしさを描いた美しいイラストとともに感じてみませんか。
刑務所しか居場所がない人たち -学校では教えてくれない、障害と犯罪の話
山本 譲司/著 大月書店
皆さんは刑務所にどんなイメージがありますか。凶悪犯罪者が服役している恐ろしい場所とイメージしている方が多いかもしれません。 けれど、著者が実際に見た光景は、障害者や高齢者が多かったという事実。 刑務所だけではなく、司法・福祉の問題も関わってくる社会への疑問を向けた一冊です。
心の病気ってなんだろう?
松本 卓也/著 平凡社
心の病気は身体の病気と違い、分かりにくい病気です。精神科医としてクリニックに勤務している傍ら、大学で教鞭を取っている著者が心の病気について例を挙げて分かりやすく説明しています。 もし心の病気になった時、自分に何が起こっているのかを知るためにも手に取って読んでみませんか。
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