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いま、この本 2020年
2月
毎月、杉並区内図書館のYA担当者がおすすめの本を紹介します。(今月は、高井戸図書館が担当)
在庫状況は、検索して調べるか、図書館の人に聞いてくださいね。
かがくのとものもと 月刊科学絵本「かがくのとも」の50年
福音館書店
科学のワクワクを子供に楽しく伝える月刊の絵本「かがくのとも」、一度は目にした人も多いのでは。この本は過去の601作品全ての表紙とあらすじ、制作秘話などを盛り込んだ50周年記念誌です。「かがくのとも」を読んだことのある人も、知らなかった人も、それぞれの切り口で楽しめる内容になっています。
短歌の詰め合わせ ことばアソート
東 直子/文 若井 麻奈美/絵 アリス館
五七五七七の三十一文字で情感を表現する短歌。この本は「食べ物」「家族」といった身近なテーマを扱った作品を紹介しながら、短歌の歴史や作り方、穴埋め問題など盛りだくさんな内容です。十代の皆さんにとって、短歌というと「なじみがない」「難しそう」と感じるかもしれませんが、可愛らしいイラストとともに楽しく読める一冊です。思いがけない言葉の組み合わせから生まれる、新鮮な驚きや共感を味わってみてください。
超入門!ニッポンのまちのしくみ 「なぜ?どうして?」がわかる本
福川 裕一/監修 青山 邦彦/イラスト 淡交社
私たちがふだん何気なく見ている町の風景。でも考えてみれば不思議なことも…。なぜ日本は電柱や電線だらけなの?高いビルはどうして都心に集まっているの?実はそれは偶然ではなく、時に法律や歴史・地形などの理由があるのです。それを知れば目からウロコ!見えない町のしくみやカラクリをQ&A方式で分かりやすく説明したこの本で、明日から町の見え方が変わりますよ。
「国境なき医師団」になろう!
いとう せいこう/著 講談社
「国境なき医師団」=「世界中の紛争地に駆けつけて医療活動を行う医師や看護師の集団」と思っていませんか?実は、ほぼ半数は非医療従事者です。ふだんスポットが当てられない彼らへのインタビューと、取材した五カ国の現地ルポから、「人道主義」の最前線に迫ります。シビアな内容ですが、世界の紛争や貧困問題に目を向け、視野を広げる機会をくれる一冊です。
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