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YA秋のおすすめ その2 外国編
2013年10月23日
今回は、読書週間にちなんで、読書の楽しみを感じられる本や秋におすすめしたい本を集めました。(その2は、南荻窪、高井戸、中央図書館のYA担当者が紹介。その1は、日本編です。)
在庫状況は、検索して調べるか、図書館の人に聞いてくださいね。
10月27日~11月9日は、読書週間です。
図書館や書店、新聞など、さまざまな場でおすすめの本を紹介する機会が増えますので、気になる1冊を見つけたら、ぜひ手にとってみてください!
魔法の声 コーネリア・フンケ/著 浅見昇吾/訳 角川書店
物語の登場人物をこの世へ呼び出す、魔法の声をもつメギーの父・モー。9年前には、その魔法の声で呼び出された登場人物と引き替えに、メギーの母親が物語の世界へ連れ去られてしまっていた。その事実を知らされぬまま育ったメギーだが、ある日突然『闇の心』(インクハート)という物語から飛び出した悪者と戦うことになってしまい…。
名作の登場人物が続々と登場する『本』をめぐる冒険ファンタジー。

ジェンナ ~奇跡を生きる少女 メアリ・E.ピアソン/著 三辺律子/訳 小学館
大事故にあい、瀕死の傷を負ったジェンナ。一年半たって目覚めると、過去の記憶がなくなっていた。「私はいったい誰?」「どうしてここにいるの?」「なぜうまく歩けないの?」自分は何者なのか問い続けていくうちに1つ1つ謎が解けていきます。そして、ついに、自身の身体の秘密を知るようになります。
近未来を舞台にしたSFで、ファンタジックな物語です。

たったひとつの冴えたやりかた ジェームズ・ティプトリー・ジュニア/著 朝倉久志/訳 早川書房
コーティは、遠い星ぼしの探検家や、エイリアンとファーストコンタクトした英雄たちに憧れる元気のいい女の子。宇宙港をうろつき、宇宙船の操縦系統をマスターしてきた。16歳の誕生日に、金持ちの両親から買ってもらった小型スペース・クーペをすぐさま長距離用に改造し、初の宇宙旅行に出るが、行方不明になった船のメッセージパイプを拾いあげたことから、思いがけない事態に陥る―。
タイトルも、物語も、忘れがたい作品。

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