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本の紹介

おすすめ図書バックナンバー

年寄りは本気だ-はみ出し日本論-

年寄りは本気だ-はみ出し日本論-

養老 孟司/著 池田 清彦/著  新潮社

『バカの壁』などで知られる解剖学者の養老孟司氏と、ともに昆虫愛好家である生物学者の池田清彦氏との対談本です。表紙に、「怖いモノなし、84歳と75歳が語り尽くす…」となっているとおり、「環境問題」について語りながら、話は「お金」、「AI」、「安全保障」とひろがっていきます。彼らの視点と知識を借りながら、いつの間にか自分自身でも考えを巡らせることになります。二人の対談は軽妙に進んでいき、どんどん先に読み進めることができます。まじめな話なのになぜか楽しく、ためになる本です。そもそも環境問題とは他人ごとではなく、私たちが考えるべき身近な問題だと喝を入れてくれます。ちなみに、この本の中に出てくる池田氏オリジナルの座右の銘である「人生は短い。働いている暇はない」がお気に入りの言葉になりました。(中央図書館作成)

本の中のすぎなみバックナンバー

氏真、寂たり

氏真、寂たり

秋山 香乃  徳間文庫

戦国時代を統一へ大きく時代を転換した織田信長は東海地方の雄、今川義元を桶狭間で破った。嫡男氏真は父の死と未曽有の敗退に直面。数々の試練を乗り越え、武田、北条を頼り、「父の仇」でもある織田信長と京都の相国寺で会見した。氏真は和歌・蹴鞠など技芸に通じていた。信長は氏真に蹴鞠を所望し、公家達と共に信長に蹴鞠を披露した。父義元に臣従していた徳川家康に対しては逆に氏真が臣従した。面子を重視する武将としては驚くほど忍耐強い。復讐を果たすため春秋戦国時代の覇者、呉王夫差が薪に臥し、越王勾践が胆を嘗めた故事に匹敵する屈辱を氏真は耐えた。子孫に教養が受け継がれ、今川家代々の公家文化の高い能力を活かし、氏真の子孫達が江戸幕府の朝廷や公家との交渉役として抜擢され明治まで家名が残った。
越王勾践の「王者の剣」は2500年経た現代も朽ちず光を放つが国名は消えた。今川家屋敷跡に「今川」の地名は杉並区に現在も残っている。(西荻図書館作成)

新着資料

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特別コレクション

杉並区立図書館では、以下の特別コレクションを公開しています。

中央図書館

阿佐ヶ谷文士村資料

井伏鱒二、上林暁、外村繁、伊藤整、青柳瑞穂、石井桃子、谷川俊太郎など、杉並区ゆかりの文化人による著作のコレクションです。貴重な初版本を中心に収集しており、総数は約4,000冊です。
中央図書館1階の「地域資料・参考図書」のコーナーで一部を公開しています。書庫内にある本は、カウンターにて出納いたします。
※本の保護のため、複写・貸出はできません。

蔵書目録は、「ジャンル検索」のページで閲覧できます。

吉村証子記念文庫

杉並区に在住していた科学者、吉村証子氏所蔵の2,580冊の科学読物を中心にした文庫です。昭和57(1982)年、科学読物研究会からの寄贈を受けて開設されました。
中央図書館2階の「こどもの本」のコーナーで一部を公開しています。書庫内にある本は、カウンターにて出納いたします。
※本の保護のため、貸出はできません。

「杉並区立図書館「吉村証子記念文庫」蔵書目録」をコーナーに配架しています。

阿佐谷図書館

阿佐ヶ谷文士村文庫

阿佐ヶ谷界隈に住んでいた作家の作品や作家研究などを収集しています。
※本の保護のため、一部貸出ができないものがあります。

蔵書目録は、「ジャンル検索」のページで閲覧できます。

展示

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