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本の紹介

おすすめ図書バックナンバー

ロボット・イン・ザ・ガーデン

ロボット・イン・ザ・ガーデン

デボラ・インストール/著、松原 葉子/訳  小学館

 アンドロイドが一般家庭に普及して、家事や仕事に従事する近未来のイギリス。心の傷とうまく立ち向かえないまま大人になった、主人公のベン。ある日、自宅の庭に突然、ロボット・タングが現れる。壊れかけのタングを修理するため、ふたりは世界半周の旅に出ることになります。
 
 おんぼろでガタガタで最新型ではない、そんなタングに多くの読者は虜になるはず。とにかく「タングが可愛い!」のです。なにかというと「やだ」といい、すぐ癇癪をおこす旧型ロボット。面倒で手間がかかって、わがままで。でも、読み進めていくうちに、このロボットが愛おしく思えてくる。まるで、人間らしい心が通っているかのようで。

 タングと、わたしの自宅で飼っている猫が重なりました。呼んでも無視され、だっこは嫌いで、でもさみしがりやで。猫と人間の間柄は、ゲームとは違う、アナログなものです。タングとベンとの間柄に似ているかも?タングは、AIを搭載したロボットなのに。
 酒井駒子さんが描かれた、カバー画のタングも一見の価値があります。
 2020年、日本ではミュージカルにもなるそうです。(中央図書館作成)

本の中のすぎなみバックナンバー

渡辺錠太郎伝 二・二六事件で暗殺された「学者将軍」の非戦思想

渡辺錠太郎伝 二・二六事件で暗殺された「学者将軍」の非戦思想

岩井 秀一郎/著  小学館

 西荻北から荻窪駅方面へ歩くと、10分ほどで光明院が見えてくる。仕事帰りに、わたしがよく歩いた道。光明院の近くに、陸軍大将や教育総監も務めた、渡辺錠太郎の自宅があったという。
 
 数日前からの大雪により、一面雪野原となった東京で起きた二二六事件。本書は、積雪が残る荻窪の自宅で、銃撃によって壮絶な最期をとげた、渡辺錠太郎の伝記。
家庭が貧しく、小学校もろくに通えなかった。それでも、労働しながら刻苦勉励を重ねた。生まれ育った地元では「明治の二宮金次郎」と呼ばれる。陸軍士官学校を首席で卒業し、軍人になってからも月給の大半が本に消えた。尋常ではない読書量だったという。
第一次大戦後のヨーロッパを視察し、戦争の実情を、悲惨さを知り尽くしていた渡辺。「非戦」、戦争を避けるための軍備の重要性を絶えず訴え続け、襲撃対象になってしまった。
 最終章がやるせなく、たいへん切ない。
 
 あの事件から85年。東京は、日本は、少しは良い方向に変わっただろうか。(中央図書館作成)

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杉並区立図書館がおすすめするテーマ資料です。時の話題に関する本や、日々の暮らしの疑問・問題を解決する手がかりとなるような本を、 テーマごとに掲載しています。

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以下のリストを作成いたしました。どうぞご覧ください。

社会・時事特集「短歌のあゆみ展(中央図書館 1階特別展示企画)」

中央図書館では、1階特別展示コーナーにて、9月9日(土)~12月6日(水)まで、奈良時代から現代までの短歌のあゆみを紹介する企画展を行いました。
和歌集や歌物語の写本の複製や、杉並ゆかりの歌人の歌集などを展示する他、「食べ物」「科学」「介護」など様々なテーマに沿って編まれた現代の歌集や、 子ども向けの短歌関連本、短歌を学びたい方のための入門書などもご用意いたしました。
今回は、そのリストを掲載しています。
どうぞこの機会に、短歌の世界の面白さに触れてみてください。
 

展示

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