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本の紹介

おすすめ図書バックナンバー

虚魚

虚魚

新名智  KADOKAWA

「釣り上げた人が死んでしまう魚がいるらしい」
そんな噂話の真相を確かめるべく調査に向かったのは、
「人を殺せる怪談」を探している怪談師の三咲と、
「呪いか祟りで死にたい」素性不明の女の子・カナちゃん。
本物の怪談を見つけるという奇妙な目的の一致によって共に暮らすことになり、
人が死んだという怪談の噂を聞きつけては、現地調査をおこなってきました。
しかしどの怪談もでっち上げか説明のつく現象ばかりで、
本物らしい話はひとつもありません。
これまでは・・・。
呪いの元凶に近づくにつれ、主要人物たちの企みが次々暴かれていき、
物語は予想外の方向へと進んでいきます!
第41回横溝正史ミステリ&ホラー大賞受賞作。
怪談と人間の関係性について探求しリアルなホラー作品を描き続ける著者の華々しいデビュー作です。
(永福図書館作成)

本の中のすぎなみバックナンバー

中央線がなかったら 見えてくる東京の古層

中央線がなかったら 見えてくる東京の古層

陣内秀信 三浦展/編著  筑摩書房

東京都を東西にまっすぐ横断し、様々なサブカルチャーが集まる中央線沿線は、多くの人々が暮らしている人気のエリアです。本書はそんな中央線沿線の高円寺、阿佐ヶ谷、中野、国分寺から府中、日野などの地域を取り上げています。
冒頭にある著者たちの対談では、この地域の成り立ちを考える際に中央線を地図からはずして考えると、川や街道に沿って街が発展した歴史が見えてくるということが語られています。
杉並区の例では、善福寺川沿いに縄文、弥生時代の遺跡や古墳が発見されていることや、境内に湧き水がある大宮八幡宮から阿佐ヶ谷神明宮までを古道が結んでいることが紹介されています。他にも、中央線がなぜ曲がっているのかや、阿佐ヶ谷の商店街や神社についてなど、中央線沿線の地域の成り立ちや地形、歴史的な場所が地図や写真付きでたくさん紹介されています。
読んでいると、中央線沿線の古道や川沿い、神社を歩いて探索したくなる一冊ですので、ぜひ読んでみてください。(南荻窪図書館作成)

 
 

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特別コレクション

杉並区立図書館では、以下の特別コレクションを公開しています。

中央図書館

阿佐ヶ谷文士村資料

井伏鱒二、上林暁、外村繁、伊藤整、青柳瑞穂、石井桃子、谷川俊太郎など、杉並区ゆかりの文化人による著作のコレクションです。貴重な初版本を中心に収集しており、総数は約4,000冊です。
中央図書館1階の「地域資料・参考図書」のコーナーで一部を公開しています。書庫内にある本は、カウンターにて出納いたします。
※本の保護のため、複写・貸出はできません。

蔵書目録は、「ジャンル検索」のページで閲覧できます。

吉村証子記念文庫

杉並区に在住していた科学者、吉村証子氏所蔵の2,580冊の科学読物を中心にした文庫です。昭和57(1982)年、科学読物研究会からの寄贈を受けて開設されました。
中央図書館2階の「こどもの本」のコーナーで一部を公開しています。書庫内にある本は、カウンターにて出納いたします。
※本の保護のため、貸出はできません。

「杉並区立図書館「吉村証子記念文庫」蔵書目録」をコーナーに配架しています。

阿佐谷図書館

阿佐ヶ谷文士村文庫

阿佐ヶ谷界隈に住んでいた作家の作品や作家研究などを収集しています。
※本の保護のため、一部貸出ができないものがあります。

蔵書目録は、「ジャンル検索」のページで閲覧できます。

展示

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