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本の紹介
おすすめ図書

日本人の知らない日本語 なるほど~×爆笑!の日本語"再発見"コミックエッセイ
蛇蔵&海野凪子/著 KADOKAWA
日本語教師のなぎこ先生の勤めている日本語学校に通ってくるのは、仁侠映画に感化されて来日したフランス人のマダム、はからずも武士言葉を使ってしまうイギリス人のビジネスマン、黒沢映画ファンのスウェーデン人の留学生、など一風変わった人たちばかりです。
彼ら留学生にとって日本語独特の言い回しや単語は謎だらけで、その質問は超個性的。なぎこ先生は言葉の意味や由来についてわかりやすく説明してくれています。
私たち日本人でもあいまいに理解していた言葉や、昔学校で習ったけど今は忘れてしまったような言葉など、あんな日本語やこんな日本語を再発見することができる素敵な一冊です。
イラスト担当の蛇蔵さんのゆるっとしたイラストのおかげで、楽しく理解して読めるのも魅力的です。
(下井草図書館作成)
本の中のすぎなみ

地形を楽しむ東京半日散歩30
内田 宗治 実業之日本社
本書は半日程度で出かけられる散歩コースの案内の本ですが、単なるそれらの紹介だけではありません。本書の特色は、著者が実際にそこを歩いた時の感想を述べつつ、その地形とそれにまつわる歴史を豊富な写真と地図と共に紹介しているところです。そのため、本書を読むだけで様々な歴史のエピソードを楽しむことが出来ます。また、よく知られた場所でも地形に注目しながら歩くと新たな発見があるようで、そこも興味深いです。
さて、いくつか紹介されている玉川上水をめぐるコースの1つに「玉川上水 井の頭から牟礼へ」(三鷹駅から久我山駅まで歩く)というものもあります。玉川上水は江戸時代初期に幕府によって飲料水などの確保のため、羽村取水堰(現羽村市)から四谷大木戸(現新宿区)まで約43キロに渡って造られた水路です。現在もその一部は水道施設として使われており、緑豊かな自然が味わえる素晴らしい散歩道になっているようです。
散歩の効用は、健康に良いなどいろいろありますが、本書を参考に様々な歴史ドラマに思いをめぐらせながら、素敵な場所を見つけに出かけてみるのも楽しいと思います。(高円寺図書館作成)
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