5月のほんのとくしゅう そら(空)

今月のテーマは『そら』です。
気もちのよい青空や、雨がふりだしそうなくもり空、まっかできれいな夕やけ空、いろいろな空があっておもしろいですね。みんなはどんな空が好きですか?
空でさがしものをするのも楽しいです。とんでいるとりや、おもしろい形の雲、きれいに光る星に、めずらしいにじ…。「かげおくり」という空のあそびもあるんですよ。
図書館にも空の本がたくさんあります。本の中でなら、空をとぶことだってできちゃいます。
本でも外でも、いろいろな空を楽しんでください。(高井戸図書館作成)

そらとくものえほん

くもとそらのえほん

五十嵐 美和子/作・絵  武田 康男/監修  PHP研究所 2019年(えほんみどり51)

そらをみあげてみよう!くもがたくさんうかんでいるよ。

くもにはいろいろなかたちがあって、それぞれに、とてもおもしろいなまえがついているんだ。

わたぐも、ひこうきぐも、ひつじぐも…。どうしてこんななまえがついているのかな?

そんなぎもんをもったなら、ぜひこのえほんをよんでみてね。

 

 

きみならだいじょうぶ!

きみならだいしょうぶ!

コリ・ドーフェルド/作  石津 ちひろ/訳  光村教育図書  2024年(えほんあか)

あるひ、ライリーはかみひこうきをつくって そらたかくまでとばそうとしました。

すると、そらをとぶことについて じしんまんまんのとりたちがやってきて、あれこれとアドバイスをしてくれるのですが…。

ライリーは かみひこうきを じょうずにとばすことができたかな?

 

そらをとんだ本

そらをとんだ本

ピエール・ロリ/文  レベッカ・ドートゥルメール/絵  中井 珠子/訳  講談社 2005年(えほんあか)

マリオンのかばんから おちてしまった本。本をひろった かささぎのすの中で、ひなたちに そらをとぼうとしたイカロス少年の おはなしをはじめます。

ひなたちも そらをとんでみたくなりましたが、おちたらこわい…。

かぜにのってとんだ本は、そんなひなたちにさけびます。「おいでよ、あそぼう!」

ぼーるとぼくとくも

ぼーるとぼくとくも

加藤 休ミ/作  風濤社 2017年(えほんちゃいろ)

おおきなあかいぼーるをもって おかあさんのじてんしゃのうしろに のっていたぼく。

かぜのいきおいで ぼーるといっしょに そらにうかんじゃった。

そらのうえで、ぼーると ぼくと くもは いろいろなかたちになって たくさんあそんだよ。

そらからぼふ~ん

そらからぼふ~ん

高畠 那生/作  くもん出版 2018年(えほんちゃいろ)

「ひゅ~~…ぼふ~ん」

あるひ、ものすごいおとがして そらからなにかふってきた。

ふかふかで ほかほかで とってもいいにおいのするそれは、おおきなおおきな ホットケーキ!

あれ、ほかにも そらからふってくる!

よめばきっと ホットケーキがたべたくなる おいしそうなえほんです。

 

4月のほんのとくしゅう かぜ(風)

「はるいちばん」は春のはじまりにふく大風です。はるいちばんがびゅうびゅうふくと、冬がおわって春がきたなと、ちょっぴりわくわくしますね。
たんぽぽをやさしくゆすりわたげを遠くまではこぶ「はるかぜ」、ぴゅうっとふいておちばをクルクルとまきあげる「つむじかぜ」、海のかおりがさわやかな「しおかぜ」など、海や山、まちや野はらにいろいろなかぜがふいています。
みんなはどんな「かぜ」を知っているかな?(下井草図書館作成)

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さくらのふね

きくち ちき/作・絵  小峰書店 2023年(えほんちゃいろ)
はるのかぜがふくと、さくらの花びらがひらひらとまいます。そして川をながれる花びらのふねにのって、てんとう虫は春がきたことをみんなにしらせにいきます。ともだちの虫たち、とりやどうぶつたちも「春がきたね」とうれしそうです。
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かぜ

イブ・スパング・オルセン/さく ひだに れいこ/やく  亜紀書房 2016年(えほんあか)

マチルデとマーチンのきょうだいは、風にとばされたふうせんをさがしにいきます。むかい風の中、二人はいろいろな風にであいます。風の音に耳をすませて、どんな風がふいているかきいてみたくなるおはなしです。

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かぜびゅんびゅん

新井 洋行/さく  童心社 2012年(えほんちゃいろ)

かぜがふいているよ。ふわっとやさしくふいたり、びゅーんとげんきにふいたり、たかいところやひくいところにも、いろんなかぜがふいているよ。きょうはどんなかぜがふいているかな?

 

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ピクルスとともだち

小風 さち/文 夏目 ちさ/絵  福音館書店 2023年(913コ)

こぶたのピクルスは「春の大風」のことをしらべるために、おしえてくれる人をさがしにでかけます。そこで、ともだちとのステキなであいが待っていました。『こぶたのピクルス』シリーズの3作目のおはなしです。

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ささやくかぜうずまくかぜ 風のはなし

かこ さとし/絵と文  農山漁村文化協会 2022年(えほんみどり51)

「風は何からできているのか」自然のしくみやつながりから、風のことをやさしくおしえてくれる科学えほんです。風のなまえやふくつよさ、たつまきのうずのはやさ、風のはやさのあらわしかたも紹介されています。

3月のほんのとくしゅう とり(鳥)

ポカポカした天気のよい日には、空をとんでみたいと思いませんか?
じゆうに空をとぶスゴイ生き物が、わたしたちのみじかにたくさんいます。
さまざまなすがたやかたち、キレイなつばさと、するどいクチバシをもつそのいきものは、鳥です。
としょかんにある本の中でも、鳥たちは大かつやく!

あきちゃった

あきちゃった!

アントワネット・ポーティス/作 なかがわ ちひろ/訳  あすなろ書房 2014年(えほんあか)

まいにち、ちゃいろの小鳥は「チュン」、ハトは「ポー」、カラスは「カー」とないていました。けれどある日、「チュン」となくのにあきた小鳥は、へんてこりんな歌でないてみました。さてさてほかの鳥たちは…。

 

まっくろネリノ

まっくろネリノ

ヘルガ=ガルラー/作 やがわ すみこ/訳  偕成社 1973年(えほんあか)

まっくろでモコモコの羽の小鳥のネリノ。色とりどりの羽をもつきょうだいたちとちがうことで、さびしい思いをしてしまいます。しかし、ネリノはそのちがいをつよさにかえて、みんなのためにがんばります。

 

ハシビロコウがいく

ハシビロコウがいく

ヤウキェ・アクフェルト/文 ピート・フロブラー/絵 ひろまつ ゆきこ/訳 BL出版 2024年(えほんあか)

アフリカには、いろんな鳥がたくさんいます。とくにかわっているのはハシビロコウ。そのせいでほかの鳥たちにアレコレ言われてしまいますが、じつはハシビロコウはみんなのために…。すごいよ、ハシビロコウ。

 

ふしぎな鳥の巣

ふしぎな鳥の巣

鈴木 まもる/文・絵  偕成社 2007年(えほんみどり)

鳥の巣には、タマゴをあつさやさむさからまもったり、ヒナ(赤ちゃん)がてきに食べられないようにしたりと、くふうがいっぱいです。とびきりフシギな鳥の巣をしょうかいします。

 

ことりをすきになった山

ことりをすきになった山

エリック=カール/絵 アリス=マクレーラン/文 ゆあさ ふみえ/訳  偕成社 1987年(えほんみどり)

あれはてたとちにそびえるいわ山に、ある日一羽の小鳥がたちよりました。それまで一人ぼっちでもへっちゃらな山でしたが、小鳥を好きになったことから、やさしさ、かなしさ、そして、しあわせを知ります。

 

2月のほんのとくしゅう じめん

いつもわたしたちが、歩いたり、すわったりしている「じめん」。
よーく見ると、なにかがいるみたい…。シャベルでほってみると、なにが出てくる?もっとふかいところは、どうなっているの??
なんだかとつぜん、気になってきた…。そんなときに、ぜひ読んでみてほしい本をしょうかいするよ。自分では行くことのできない、じめんのふか~いところまで、本の中では、あっというまにとうちゃくできるんだ!
じめんの下の、ふしぎなせかい。いっしょにのぞいてみよう!(阿佐谷図書館作成)

 じめんのしたにはなにがある

じめんのしたにはなにがある

中川 ひろたか/文 山本 孝/絵  アリス館 2018年(えほんちゃいろ)

たからものをはこにいれて、つちのなかにうめちゃおう!ぼくは、さっそくにわのきのしたをほりはじめたけど、ねっこがじゃまでなかなかほれない。じめんのなかって、ねっこだらけ?みみずやもぐらもいるし、ふかくほるとおんせんもでるらしい…。いったい、じめんのしたにはなにがある?!

 

 どろんこそうべえ

どろんこそうべえ

たじま ゆきひこ/作  童心社 2007年(えほんちゃいろ)

かるわざしのそうべえは、つなわたりちゅうにおちたのをうけとめてくれた三にんと、お酒をのんでおおさわぎ。それを見ていたおけらがかずをかぞえると、じめんにすいこまれ、きづくとこどもになっていた!土の中にやってきたそうべえたちは、おけらからあることをたのまれて…。

 

 地球の中に、潜っていくと

地球の中に、潜っていくと…

入船 徹男/文 関口 シュン/絵  福音館書店 2023年(450イ)

おじいちゃんが作った研究船ダイヤモンド号に乗って、地底旅行に出かけよう!海をもぐり、日本海溝(にほんかいこう)の割れ目から、海洋プレートにつかまって地球の中心へ進みます。地球の動きといっしょに、往復約1万キロメートルの旅をしてみた世界とは…。

 

ここにも、こけが

ここにも、こけが…

越智 典子/文 伊沢 正名/写真  福音館書店 2010年(470オ)

まいにち見ている歩道でふと立ち止まると、じめんにみどり色のものがありました。通りの並木にも、コンクリートのへいの下や、校庭のすみっこにも!これは、「こけ」。小さな森のように美しく、じつは種類もたくさんあるんです。不思議な「こけ」の生態をたっぷり紹介します。

 

 マンホールからこんにちは

マンホールからこんにちは

いとう ひろし/さく  徳間書店 2002年(913イ)

おかあさんにたのまれたおつかいのかえりみち、「みちのまんなかに、でんしんばしら?」とおもったら、なんと、それはマンホールのあなからくびをだしているキリンだった!どうして、キリンがここにいるの?それはね…。

 

1月のほんのとくしゅう へび

あけましておめでとうございます。まいとしやってくるえと。みなさんはしっていますか?そう、ことしはへびです!6ばんめにゴールしたのですね。じゅうにしをしりたいひと、どうやってどうぶつのじゅんばんをきめたかしりたいひとは、えほんをさがしてよんでみましょう。さて、というわけで、こんげつはえとのへびのほんをあつめてみました。みんなはへびのほん、よんだことはあるかな?(西荻図書館作成)

にょろへびやのへびんくん

にょろへびやのへびんくん

すとう あさえ/作 にしむら あつこ/絵  岩崎書店 2009年(えほんちゃ)

へびんくんは、おとうさんやおかあさんのようにりっぱなにょろへびやさんになろうとがんばりますが、しっぱいばかり。そんなあるひ、いわのすきまにおちてしまったかめのあかちゃんをたすけることになって…。

 

へびのくび

へびのくび

織田 道代/作 きくち ちき/絵  フレーベル館 2023年(えほんちゃ)

とかげちゃんたちがつくったきれいなぬの。マントかな?マントじゃないよ。エプロンかな?エプロンじゃないよ。これはスカーフ。へびくんをモデルに、くびにまいてもらうことにしたけれど、あれあれ、へびのくびって、いったいどこでしょう?

 

へびのヴェルディくん

へびのヴェルディくん

ジャネル・キャノン/作 今江 祥智/訳 遠藤 育枝/訳 BL出版 1998年(えほんあか)

おかあさんはヴェルディに「はやく一人前のみどりいろのヘビになるのよ」といいますが、ヴェルディはつややかできいろのいまのからだが気に入っています。そして、なまけものでつまらないおとなのヘビたちをみて、「じぶんはこうはなりたくないぞ」と思います。しかし、そんなヴェルディもふるい皮がぬげおちはじめ・・・写真のような絵がとてもうつくしい絵本です。

 

へびのクリクター

へびのクリクター

トミー・ウンゲラー/作 中野 完二/訳  文化出版局 1974年(えほんあか)

ボドさんというふじんには、だいじなペットがいます。なまえはクリクターというへび。愛情いっぱいに育てられたクリクターは、まちの人たちのお手伝いができるようにおおきくなりました。 そんなある夜、ボドさんの家にどろぼうが・・・。この本を読んだらへびを好きになるかも。

 

うまれたよヘビ

うまれたよ!ヘビ よみきかせいきものしゃしんえほん37

関 慎太郎/写真・文  岩崎書店 2021年(えほんみどり87)

アオダイショウは 森や 野山に すんでいますが、ときおり、町中で みかけることもあります。大人になると 体のながさが1~2メートルにもなりますが、どくは ありません。この本では たまごから ヘビが 生まれるようすや カエルを しとめて、たべるようすなど たくさんの しゃしんで アオダイショウの せいたいを しょうかいしています。

 

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