毎月、杉並区内図書館のYA担当者がおすすめの本を紹介します。
在庫状況は、検索して調べるか、図書館の人に聞いてくださいね。
12月のいま、この本

10 代の悩みに効くマンガ、あります!(岩波ジュニア新書965)
友だち、恋愛、将来、見た目、お金、性……。そんな10 代が抱える様々な悩みに対して、その処方箋としてこの本がおすすめするのが「マンガ」です。 「マンガは人生の参考書」と語る著者が、10 代の直面するリアルな問題に答えてくれる作品を、ケースごとに幅広く紹介しています。この参考書たちを読んだ後は、少し軽くなった心に気付くはず。
(中央図書館事業係作成)

生きのびるための「失敗」入門(14 歳の世渡り術)
この本に書かれているのは、大人たちのたくさんの「失敗談」。「失敗するのが怖い……」「失敗から立ち直れない……」そう思っていた時に見つけたのが、この本でした。 「失敗するくらいなら、何もしない方が良い!」そんな風に決めつけるのは、少しもったいないかも? 自分や他人の「失敗」「弱さ」「情けなさ」に寛容になれる本です。
(中央図書館事業係作成)

子どもがつくれるプレゼント菓子 パティシエにおしえてもらった
この本は、4 人のパティシエが、お菓子のつくり方を紹介している本です。 写真と共に、難しい製菓用語は使わずに簡単な表現で、つくり方を説明しています。 冬休み、お菓子作りに挑戦してみてはいかがでしょうか? 自分の思うものができたら、だれかにプレゼントしたくなるかもしれません。
(中央図書館事業係作成)
11月のいま、この本

文通小説
中学2年生として登校した最後の日、帰り道で仲のいい親友から引越しで他県に行ってしまう話を聞く。これからはスマホのやりとりが苦手なので文通をしようとも云われた。「文通…」心の中で繰り返したが、「する、する。しよう」と返事をした。それから2人の文通がはじまる。何度もスマホで連絡を取り合いたいとの心の葛藤を覚えながら…。スマホでは体験できない心の揺れを一緒に体感できます。
(中央図書館作成)

絵と図でよくわかる筋肉の科学:健康な体をつくる新常識 超絵解本
この本では、「筋肉とは何だろう」との問いに対して、「筋肉の基本的なしくみ」からはじまり、「筋肉を正しくきたえる筋トレの方法」や「ストレッチで筋肉をケアしていく方法」さらには「筋肉がよろこぶ食事」にいたるまで詳しい説明があります。また、「スマホ首」は肩こりのもと、「肉ばなれ」や「足がつる」ってどういくこと?など筋肉にまつわるいろいろな知識が学べます。
(中央図書館作成)

ネット情報におぼれない学び方
ネット情報の海でおぼれないために、知っておくときっと役に立つ情報が満載の本です。「図書館の活用法」をはじめ「正しい情報を収集するにはどうしたらいいのか」をわかりやすく図書館司書の立場からアドバイスしています。正しい確かな情報を得ることは大切なことです。これからの長い学びの旅の前にぜひご一読ください。
(中央図書館作成)

嫌な気持ちになったら、どうする? ネガティブとの向き合い方
誰でも嫌な気持ちになり、ネガティブな感情に悩まされることはあると思います。本書の著者は自らの体験や研究からそれらを社会学的に捉え分析を行っています。ネガティブな感情といかにして付き合っていくか。もしネガティブな感情で悩まされることがあるなら、ぜひ本書を手に取ってみてください。
(中央図書館作成)

ネバ―ブルーの伝説
アスタリット星国の国立図書館で、写本士の見習いとして働く主人公のコボル15歳。しゃべることができず、筆談で他者と会話をしています。ある日、隣国のメイトロン龍国へ塵禍とよばれる災いにあった本を救い出すために仲間と共に向かいました。そこでさまざまな災害や出会いを体験していくことになります。写本士というちょっと変わった職業を通じて織りなされる冒険にあなたも触れてみませんか。
(中央図書館作成)
10月のいま、この本

「くうき」が僕らを呑みこむ前に 脱サイレント・マジョリティー
「サイレント・マジョリティー」という言葉を知っていますか?「静かな大衆」という意味で、「積極的に発言することのない多数派」のことを言います。民主主義の国では、何かを決めるときに多数決を採用します。みなさんも学校などで多数決をとったことがあるのではないでしょうか。「本当はあっちの方がいいと思うけど、こっちの方が多数派みたいだし、こっちに手をあげておこう」なんて思ったことがある人もいるかもしれません。でも、これは誰も望んでいなかった結果になり得る、非常にこわい選択。みなさんは、自分の意見を言えていますか?
(今川図書館作成)

大人になるってどういうこと?みんなで考えよう18歳成人
「大人」って、どんな人のことを言うと思いますか?日本の法律では、18歳の誕生日を迎えた人は「大人」になります。「早く大人になりたい!」「大人になったら自由だ!」そんな風に、大人になることを楽しみにしている人もいるかもしれません。でも、大人の世界には恐ろしいことや、知らなかったでは済まされないことがたくさんあります。自分の身を自分で守れるよう、そして自分のしたことに責任を持てるよう、大人になるというのはどういうことなのか、今からしっかり考えてみましょう。
(今川図書館作成)

スーパー(の)プリンセス
主人公は、ちょいワルな17歳・大沢まこと。高校を退学して夜な夜な遊び回っていたけれど、お母さんが病気で倒れたのをきっかけに、地元の寂れたスーパーで働き始めます。先輩であるおばさんたちにいじめられたり、店長に怒られたり、やってらんねー!でもある日、スーパーが閉店の危機にあることを知ったまことは、働く場所がなくなってしまっては困る!と一人で奮闘し始めて……。 まっすぐ突き進んでいく主人公の姿に、勇気と元気をもらえる物語。
(今川図書館作成)
9月のいま、この本

死者のひみつ 世界のミイラ
考古学者達は、世界中で見つかったミイラから様々な発見をしました。ミイラの秘密とその歴史的背景を辿ってみましょう!どうやってミイラはできるの?どうしてその人はミイラになったの?自然にできたもの、意図して作られたものなど多くのミイラをイラストで紹介。歴史にロマンを感じる一冊です。
(方南図書館作成)

新種発見物語 足元から深海まで11人の研究者が行く!
魚や貝、虫や鳥、植物など様々な生物学に携わる研究者達が、未知の生物と出会い、新種を見つけるまでのドキドキな体験が満載!調査の様子のほか、幼少期から興味を持っていたものに対する熱いエピソードも!生物の種を分ける「分類学」の基礎知識を、写真やイラストを交え、楽しく学べる一冊です。
(方南図書館作成)

絵と図でよくわかる人工知能 AI時代に役立つ科学知識 14歳からのニュートン超絵解本
ニュートン編集部/編著 ニュートンプレス
現在、様々な場面で利用され、身近になっている人工知能(AI)。スマートフォンの顔認証、車の自動運転、家電の操作をする音声アシスタントなどにもAIが使われています。そもそもAIとは?話題のチャットボットやディープフェイクって?これからどう進化していくのでしょうか。ネット社会に生きる私たちにきっと役立つ本です。
(方南図書館作成)

ノクツドウライオウ 靴ノ往来堂
夏希の家は老舗のオーダーメイドシューズ店。跡継ぎ候補の兄が突然居なくなり、夏希は自分が継ぐべきかと葛藤しながらも、技術習得に励む日々。ただ、今のお店のカタチは現代向きではない上、夏希の目指すものとは異なるようで…?更に、ひょんなことから苦手な同級生が店の見学に来たり、無理な注文が突然入ったり、と悩みは尽きず。進路に迷うYA世代のキミたちへ届けたい、職人物語。
(方南図書館作成)

西の果ての白馬
マイケル・モーパーゴといえば、戦争を背景にその時代を生きた人々を魅力的に描く作品が多い。だが、この作品はちょっと違う。舞台は妖精や魔法など古くからの言い伝えが残る、イギリスのコーンウォール半島に実在する、ゼナー村。そこで起きた不思議な出来事が、5つの短編で語られていく。最後の1遍を読み終えたとき、5編が見事に繋がりあう作品のしかけに、あなたは驚くだろう。はじめからゆっくりと、結末を楽しみに読み進めてほしい。
(方南図書館作成)
8月のいま、この本

最後の語り部
宇宙船に乗って380年が経った。ペトラが長い眠りから覚めると家族の姿はなく、船は乗っ取られていた。同じ境遇の残された子どもたちは地球での記憶を消されていた。 孤独と絶望の中、ペトラはかつて祖母が語ってくれた昔話などをもとに、子どもたちに「おはなし」を聞かせる。記憶を持つ「最後の一人」になってしまったペトラの責任感と思い出の力で、わずかに残された希望をつなぐことができるだろうか。
(高井戸図書館作成)

命をつなぐセラピードッグ物語 -名犬チロリとその仲間たち-
自分が産んだ子犬たちとともに、段ボールに入れられてゴミ置き場に捨てられていたチロリ。偶然通りかかった大木さんの尽力により、ギリギリのところで殺処分を逃れ、日本初のセラピードッグとなります。チロリに続き、数々の困難から救出された犬たちもまた、 さまざまな訓練を経てセラピードッグとして人々に安らぎや愛を与える存在となりました。世代を問わず読む者の胸を打つノンフィクションです。
(高井戸図書館作成)

スクランブル交差点
イタリアから、留学生の「マルコ」がやってきた! 友情、恋愛、遊び、体育祭やネット上でのディベート大会。「マルコ」を迎えて、みんなの高校生活が一気に盛り上がっていく。スクランブル交差点で迷ってしまいそうな時、こんな素敵な出会いがあったらいいなと思わせてくれる青春ストーリー。
(高井戸図書館作成)

TRUE Colors -YA! ジェンダーフリーアンソロジー-
同性愛、性自認、ジェンダーバイアス、ジェンダーハラスメント…。LGBT当事者が主人公の話から、誰にも身近な思春期の悩みを描いた話まで、「中学生×ジェンダー」をテーマに様々な作品を集めたアンソロジーです。 一見とっつきにくそうなお堅いテーマの本に見えますが、どの話も読みやすく楽しめるストーリーになっています。悩みを抱える当事者や支援者だけではなく、どなたにもぜひ一度手に取って読んでもらいたい一冊です。
(高井戸図書館作成)

シタマチ・レイクサイド・ロード
高校2年の希和子は、部員不足のために頼まれて入った文芸部での立ち位置に悩んでいた。読書は嫌いではない。しかし、他の部員たちとは違い、自分には情熱的に物語りたいことがない。葛藤を抱える中で、妹の小学生の時の元カレと再会し、交流を持ち始める…。上野の不忍池周辺を舞台に紡がれる青春物語。
(高井戸図書館作成)
7月のいま、この本

5番レーン
日々練習に打ち込む漢江小水泳部エースのナルは、このところライバルに負け続けています。どんなに努力しても優勝できず、がんばり続ける意味はあるのか?とナルの気持ちは揺れます。そんなスランプのなかナルは事件を起こしてしまいますが、逃げたい気持ちを乗り越え、責任をとろうと自分に正直に向き合い始めます。勝ち負けより大切なことは?淡い恋や友情もからめて描かれた、さわやかな物語です。
(下井草図書館作成)

子どもお悩み相談会 作家7人の迷回答
すぐクヨクヨしちゃいます。大人になるって楽しい?――子どもの疑問に作家たちが答えます。クスっと笑える自らの失敗談やスパイスの効いたアドバイスなど、教科書っぽくない個性的な回答に、「こんなのもありなんだ!」と楽な気持ちになります。目次を見て気になった悩みからつまみ読みしても大丈夫です。気軽に手にとってみてください。
(下井草図書館作成)

知らなかった!パンダ アドベンチャーワールドが29年で20頭を育てたから知っているひみつ
和歌山のアドベンチャーワールドの飼育スタッフが、様々なパンダ・トリビアを語ります。 顔立ちも性格もちがう“十頭十色”なパンダたち。人間にも似たそれぞれの個性が豊富な写真からも伝わってきて、知るほどに親しみが増してきます。17頭を誕生させ、大家族を育ててきた同園ならではの出産と育児の舞台裏、なかでも過去最少の75gで生まれた赤ちゃんを母パンダとスタッフが守り抜いたエピソードは胸に迫るものがあります。
(下井草図書館作成)

あした、弁当を作る。
龍樹は中学1年生。ある昼休みに突然母の手作り弁当が重たく感じられ、「ぼくはどうしちゃったんだろう…」ととまどいます。友達との話もヒントにしながら考え抜いた末、自分で毎日弁当を作る決心をします。母は大切な一人息子に嫌われたのかと悲しみ、父は母の仕事を奪うなと怒ります。でも、龍樹は真剣です。自分は間違っているのかと悩みながらも、自立したい気持ちを貫こうとがんばる龍樹を応援したくなります。
(下井草図書館作成)
6月のいま、この本

13歳からの「差がつく読書術」心にささる1冊と出会える本
本の好みは人それぞれですが、「小説以外読んだ事ないけど面白くなさそう」「面白そうな本はもう全部読んじゃった」「つまらない本しかないから飽きた」なんて思いこむのは勿体無い!目に入ってこないだけで、小説でもそれ以外でも世の中には面白い本が沢山あります。この本では200冊をテーマ別に紹介しながら本の読み広げ方をレクチャー。是非ページをめくり広々とした本の世界の入り口に立ってみてください。
(南荻窪図書館作成)

死の科学 そのとき生物の体に何がおきるのか
日頃アニメやドラマ、映画や小説や漫画の中で「死」を目にする事があると思いますし、ゲームをしていれば度々自分が「死ぬ」事もあるでしょう。しかし「死」についてじっくり考えた事がある人は大人でもあまりいません。何故なら考えると恐いから。恐くて眠れなくなってしまうから。そんな風に深く考えないようにしている「死」とはどんなものかを分かりやすく解説しているのがこちらの本。知らない事を知れば少し恐くなくなるかも?
(南荻窪図書館作成)

地球以外に生命を宿す天体はあるのだろうか?
夜に空を見上げれば宇宙が近くにある事を実感できると思います。そんな身近な存在なのに知らない事ばかりの宇宙について、「地球以外に生命体のいる星はあるか?」という観点から教えてくれるのがこの本。その広大さ不思議さを知れば知るほど、いない方が変という気持ちがわいてきます。それぐらい地球があるのは宇宙の隅っこの隅っこの隅っこ。「世界の見方を変えたい」「宇宙人なんている訳ない」という人にこそおすすめの一冊です。
(南荻窪図書館作成)
5月のいま、この本

13歳からの図解でやさしい国会 政治や選挙から社会のしくみが学べる本
「政治」とはどのようなことか?から始まり、国会や選挙、政党のしくみ、国会議員や内閣総理大臣の仕事等がテーマごとに書かれていて、とっても勉強になります。また、イラストやチャート図、表を用いて説明しているので、内容が分かりやすく、監修者のコントがより理解を深めてくれます。
(阿佐谷図書館作成)

タガヤセ!日本「農水省の白石さん」が農業の魅力教えます
農水省職員であり、農水省運営のYouTube「BUZZ MAFF」の中心メンバーでもある著者が現代の農業の魅力をたっぷり語っている本です。ドローン等の最新技術を使用している農作業の紹介や食品ロスによる環境への悪影響の課題、農水省の仕事についても分かりやすく説明しています。章の最後の「日本の食材豆知識」もおもしろいです。
(阿佐谷図書館作成)

カムイの大地 北海道と松浦武四郎
深い原生林が広がり住む人もごくわずかだった150年ほど前の北海道。古くからこの地に住んでいたアイヌ民族は、本州から移り住んだ「和人」に差別を受け、搾取され続けていました。この地を「北加伊道(ほっかいどう)」と名付けた松浦武四郎は、「和人」の一人でありながら、苦しむアイヌの人々に寄り添い、その知恵や文化を学び、力になろうとしますが…。今の私たちにも学ぶことが多い、歴史の一面です。
(阿佐谷図書館作成)

マンチキンの夏
ママに無理やり受けさせられたミュージカルのオーディション。合格してしまったジュリアの夏休みは、稽古と公演でほとんど消えることに。「わたしの夏はどうなるの?」と嘆いたものの、舞台に関わる大人たちと過ごすうちに、彼女の気持ちは大きく変わっていきます。12歳の女の子の胸の内が、時に明るくユーモラスに、時に静かに語られ、引き込まれます。
(阿佐谷図書館作成)
4月のいま、この本

ロンドン・アイの謎
12歳のテッドは、いとこのサリムの希望で、巨大な観覧車ロンドン・アイに乗りに出かけた。テッドと姉のカット、サリムの3人でチケット売り場の長い行列に並んでいたところ、見知らぬ男が話しかけてきて、自分のチケットを1枚譲ってくれるという。テッドとカットは下で待っていることにして、サリムだけが、たくさんの乗客と一緒に大きな観覧車のカプセルに乗り込んでいった。だが、一周して降りてきたカプセルに、サリムの姿はなかった。サリムは、閉ざされた場所からどうやって、なぜ消えてしまったのか?
(西荻図書館作成)

待つ
名作文学と現代の美麗なイラストによる乙女の本棚シリーズです。短い文章に繰り返される自問自答。そのなかに漂う閉塞感や陰鬱な雰囲気と、その先に透けてみえる希望のようなもの。主人公が待っているものはなにか。
(西荻図書館作成)

18歳成人になる前に学ぶ 契約とお金の基本ルール
2022年4月1日から民法が改正・施行され、成年年齢が18歳に引き下げられました。それにより、18歳から自動車などの大きな買い物やクレジットカードを作ったり、アパートの部屋を借りることができるようになりました。契約とお金のルールなど、消費の基本をよく知って、悪質商法やアンフェアなビジネスを展開する事業者による「契約の落とし穴」にはまらない、かしこい消費者になりましょう。
(西荻図書館作成)

ポーチとノート
主人公の未来は高校生。机の引き出しに入っているのは、中学生のころから感じてきたことをつづってきたノート。そしてもうひとつ、10歳の誕生日に祖母からもらった、まだ一度も使っていない生理用品のポーチ。未来には誰にも言えない体の悩みが・・・夏休み、学校の図書室にアルバイトで来ることになった保坂さんと出会ったことから、未来の日常が動き出します。とても読みやすく、読後はエールをもらったようなさわやかな気持ちになる一冊です。
(西荻図書館作成)
3月のいま、この本

しまずかん
日本には、おおよそ7,000もの島があります。人が住んでいる島、住むことが難しい島。それぞれの歴史・環境が島の個性となっています。この本では、かわいらしいイラストの島が私たちに語りかけるようなスタイルで、50島紹介されています。 それぞれの島の話を聞いてみませんか。
(成田図書館作成)

オタクを武器に生きていく
自他ともに認めるオタクであるニッポン放送アナウンサー・吉田尚記がオタクの定義とは何か、オタクとしての在り方を武器にして生きていくということはどういうことか検証する。3つの仮説を立て、声優・アニメプロデューサー・ダンサー・IT評論家との話し合いを通して自分のオタク性を活かす将来への行動指針と具体的な生きる方法を導き出す!
(成田図書館作成)

漢字が日本語になるまで 音読み・訓読みはなぜ生まれたのか?
漢字にはなぜ音読みと訓読みがあるのか不思議に思ったことはありませんか? 同音異義語や異字同訓の使い分けなど、複雑すぎる!と思ったことは? この本はその謎をわかりやすく教えてくれます。そもそも中国から伝わった「漢字」は、日本語には不便な文字でした。なんとか日本語にするために四苦八苦した先人の努力を知れば、漢字がもっと好きになるかもしれません。
(成田図書館作成)

恋愛問題は止まらない
「髪を丸刈りにしないと指導しない」と野球部監督が言った理由は、どうやら恋愛問題…!? 明らかに落胆する女の子、野球一筋の男の子、過去を後悔する野球部監督、恋愛に消極的な教師…。30人以上の登場人物が、リレー形式でつなぐ短編集。部活と恋愛を両立しようとする中学生たちも、見守るまわりの大人たちも、頑張っているみんなが主人公です。
(成田図書館作成)

あの子のことは、なにも知らない
卒業式の後に行われる生徒主催の祝賀会の日が近づいてきた。まだ祝賀会でつかう写真を出していない和也を、優等生の美咲は許せないでいた。和也の家庭には問題があると知った哲太は、美咲に話して彼を理解しようと奔走するが、厳しい現実を突きつけられる。先生や親たちはいつも正しいのか? すべての人にとっての正義があるのか? いま、自分たちができることは何なのか? 問い続けていこうとする中学生たちの成長物語。
(成田図書館作成)
2月のいま、この本

笹森くんのスカート
ジェンダーフリー制服を導入し始めたある高校で、イケメンの笹森くんがある日突然スカートを穿いて登校してきた。ざわつく教室、なぜか喜ぶ担任教師、みんな笹森くんのスカートが気になってしょうがないのだけれど、そんな事より重大な問題をそれぞれが抱えているわけで…。3人の女子と2人の男子の切実なエピソードから成る短編集、最終章でついに笹森くんがスカートを穿きだした理由が明かされます!
(宮前図書館作成)

世界は思考で変えられる
「悩みの多くは視点を変えることで解消できると信じています。 昨日のあなたも、今日のあなたも、明日のあなたも美しい。」 会話ができない自閉症作家が正直に自分自身と向き合い、出した人生の本質。 悩みが悩みでなくなる考え方を43の言葉とともに綴っている。 無理にポジティブにもっていこうとしないところがいい。 読むと気持ちが軽くなっていくのがわかる。各章末には物語も掲載。
(宮前図書館作成)

住所、不定
母の失業でアパートを追い出され、キャンピングカーを仮宿とすることになったフィーリックス。嘘をついてまで中学に入るが生活は苦しくなるばかり。母は自身の経験から福祉の手は借りようとしないのに万引きはする始末。住む場所もひもじさも辛さも誰にも言えない。そんな折、クイズ番組で優勝すれば大金が手に入ると知った彼は、雑学の知識を活かし人生逆転を賭け難問に挑むことを決意する。「隠れホームレス」のリアルに迫った作品です。
(宮前図書館作成)

世界が記憶であふれる前に
8歳の頃からすべてを憶えている超記憶症候群のナノ。 そのせいで体調不良に見舞われ命が長くないと感じていた。 ナノは記憶の渦の苦しみとともにひとりで生きようと決意する。 そして二億円詐欺事件をおこす。 一見、完全犯罪と思われたナノのもとに、被害者の宅配ドライバー、ソライが現れて 事態は急展開へ。お互に欠けているものを補い合うかのように生きて行こうとする二人の姿が切ない。人気脚本家気鋭の作品。
(宮前図書館作成)

かわいい子ランキング
ある日学校中のスマホに一斉送信された「8年生かわいい子ランキング」。1位は才色兼備でみんなの憧れのソフィーではなく、地味で目立たないイヴだった。突如注目を浴び、変なメッセージを送りつけられるようになったイヴは、心配した兄の「人をランク付けすることは、ものとしてみること」という言葉に勇気をもらい、ソフィーたちと犯人を突き止めることに。ルッキズム(外見至上主義)に翻弄される若者たちが描かれています。
(宮前図書館作成)
1月のいま、この本

人がつくった川・荒川 水害からいのちを守り、暮らしを豊かにする
埼玉県から東京都に入り、東京湾へと流れる荒川。昔は人々を困らせる「荒れる川」でした。異常気象が増えているという現代、どのような水害からいのちを守る工夫がされているのでしょうか。川は昔から人々の暮らしを豊かにする大切な存在です。恐れるだけではなく、正しく理解し、川と共存する自分たちには何ができるのか考えてみましょう。
(高円寺図書館作成)

ほんとうの多様性についての話をしよう
みなさんは、多様性と言う言葉をどのように理解していますか?この本の著者はハーフと して生まれ、日本で他の人が自分を見る目にとても違和感を感じました。何でも多様性として受け入れるのは正しくない事ですが、自分の知らない人の事、違う立場の人、違う世界に生きる人達、広く世界を理解する事を、この本を読んで一度考えてみませんか? きっと、今まで気づかなかったことを知ることができるでしょう。
(高円寺図書館作成)

嫌いな教科を好きになる方法、教えてください!(14歳の世渡り術)
あなたは嫌いな教科がありますか。この本では、フリーライター、歴史学者、気象予報士、翻訳家、美術講師等様々な職種の人が、嫌いな教科を好きになる方法を、自分の体験をもとに教えてくれます。この本がきっかけとなって、嫌いな教科を少しでも好きになれたら良いですね。
(高円寺図書館作成)

「オードリー・タン」の誕生 だれも取り残さない台湾の天才IT相
コロナのニュースでオードリー・タンの名前を知った人も多いかと思います。8歳で不登校となり、死も考えたという彼が、海外へ留学後、どうやって希望を取り戻し、なぜ現在政治家として活躍しているのでしょうか。興味のある方はこの本を手に取ってみてください。これからの生き方について考えさせられるかも知れません。
(高円寺図書館作成)