毎月、杉並区内図書館のYA担当者がおすすめの本を紹介します。
在庫状況は、検索して調べるか、図書館の人に聞いてくださいね。
12月のいま、この本

考古学者が発掘調査をしていたら、怖い目にあった話
考古学者は昔の遺物を発掘し計測して発表する…そんなイメージがありませんか?考古学の仕事は研究だけではありません。外国で発掘調査をする際に大事なことは、相手の国の文化を知り、考え方を尊重して、現地の人の信頼を得ることだと言います。日本での暮らしとは全く異なる、思いもよらないような不思議な風習が世界にはたくさん存在しています。面白く、時にはヒヤッとするような考古学の、未知なる魅力をぜひ感じてください!
(今川図書館作成)

中高生のための小説のつくりかた
世の中には数えきれないほどの小説が存在します。現実ではありえないような体験ができたり、主人公の気持ちに共感して笑ったり、時には涙を流したりと、物語の世界は私たちに色々な気持ちを抱かせてくれます。皆さんも自分の頭の中にある話、身体に染みついているもの、世界に発信していきたいような気持をぜひ文字に起こしてみませんか?小説を書く上での基本やテクニックを知ることができる一冊です。
(今川図書館作成)

波あとが白く輝いている
震災で母と祖母を亡くした七海は、あることから母が好きだった海光祭を復活させたいと考えるようになります。大切な人との別離、友人同士のいざこざ、家族の病気…目の前に壁が立ちはだかる時、味方をしてくれる人ばかりではないし、都合よく事が運んでくれないこともたくさんあります。しかしその度に七海は自分で考えて行動し、周りとの繋がりを深めていきます。美しい情景描写とともに、七海の成長を見守ってください。
(今川図書館作成)
11月のいま、この本

わたしは食べるのが下手
葵は、学校給食の時間が苦痛だ。「早く食べなさい」そう言われれば言われるほど箸が進まない。やがて給食を保健室で食べるようになった葵は、別の“食べる悩み”を持つクラスメイトに出会う。食の悩みを持つ者同士で、“給食改革”を試みるが…!?様々な食の悩みにフォーカスした一冊。
(方南図書館作成)

真実の口
中3の冬、迷子の女の子を交番に送り届けた律希・湊・七海の3人。感謝状も貰い、良いことをしたと思っていた。高校に入り、七海が“児童虐待”に関するネット記事を見せてくるまでは。主人公の3人はよくないやり方で問題を解決しようとしますが、手放しに良い悪いを断言できないのが難しいところ。この本を読んで、あなたは何を感じるか?大人にもおすすめしたい一冊。
(方南図書館作成)

闇に願いを
刑務所で生まれた少年ポン。彼は法律により、13歳まで刑務所を出る事ができません。しかし、本当の自由を求めていたポンは、偶然の出来事によって9歳で脱獄に成功します。刑務所長の娘ノックは、父の名誉を守るためにポンを追いかけますが…ポンとノックを待ち受けていたのは、驚くべき外の世界の真実でした。
(方南図書館作成)
10月のいま、この本

学校に行かない僕の学校
ある出来事をきっかけに不登校になってしまった薫は、ある日母が持ってきたチラシを見て、「東京村ツリースクール」という森の中にあるフリースクールで寮生活をおくることを決める。そこには薫の他にも、様々な事情を抱える同年代の子ども達が集まっていた。彼らやフリースクールの大人たちとの交流を通して、少しずつ薫の心の中にも変化が起きていって…。心の傷と向き合い成長していく少年の物語。
(高井戸図書館作成)

図解で学ぶ14歳から身につける国際マナー
「身だしなみに気をつけなさい」「TPOを考えなさい」と親や先生から叱られたけれど具体的にはどうすればいいの?SNSを利用する上でのモラルやマナーって?外国にルーツがある人にはどうやって接したらいい?成長するにつれ、一人で行動する範囲が広がり、他人との交流が増えてきます。そんな時にどうやって接したらよいか、身近な礼儀作法から国際的なマナーまでわかりやすく紹介します。
(高井戸図書館作成)

賢者に学ぶ、「心が折れない」生き方-10代のうちに知っておきたい何度でも立ち直れる、しなやかなメンタルをつくる方法-
みなさんは壁にぶつかったことはありますか?偉人と呼ばれている人たちも、どこかで壁にぶつかり、失敗しています。挑戦には失敗や困難がつきものです。人生で大事なことは失敗しないことではなく、めげないこと。つまり心が折れないということです。この本は、マンガも掲載されているので偉人たちの人物像がわかりやすく、本が苦手な方も読みやすい一冊です。
(高井戸図書館作成)

翻訳に挑戦!名作の英語にふれる
名作の翻訳と聞くと一見難しそうなイメージがありますが、いきなり翻訳をするのではなく、英語で書かれた原文を楽しんでもらうことから体験することを著者はすすめています。作品の背景を知ることで、同じ単語による表現でもいつもとは違う訳になる新たに発見ができ、英語力だけでなく日本語力も大切になり、訳文における文章作成のコツなども紹介しています。読み終わる頃には、英語が今より面白く感じられること間違いなしです。
(高井戸図書館作成)
9月のいま、この本

車いすでジャンプ!
快活な少女エミーのあこがれは車いすモトクロスの選手。空中ジャンプの練習に必要な高性能の競技用車いすを買いたくて、オンラインショップを運営してお金を貯めています。そんなエミーの夢を知った校長の提案で、募金イベントが開かれ十分な寄付が集まりました。心底欲しがっていた車いすが予定より早く買えることになったけど、何か違うと贈呈式を前にエミーの気持ちは乱れます…。 原題「Air」の爽快感を味わってみてください!
(下井草図書館作成)

14歳からの映画ガイド 世界の見え方が変わる100本(14歳の世渡り術)
いつでもどこでも気軽に古今東西の映画にアクセスできる時代。では、いまの自分にフィットする作品を選ぶには? この本では、25名の著名人が中高生に推したい100本を紹介しています。各方面で活躍する著者たちが、未熟だった自己や映画から受けた衝撃について語り、一体どんな映像なのかと興味をひかれます。自分好みの検索では巡り合えない、心震える未知のジャンルの「人生映画」に出会えるといいですね。
(下井草図書館作成)

縄文時代を解き明かす―考古学の新たな挑戦(岩波ジュニア新書982)
縄文人はどのように環境を利用し生活していたのでしょう。 土中のわずかなモノを手掛かりに推理する考古学ですが、近年、人類学・動物学・植物学といった分野とも力を合わせることで、縄文の暮らしを知る研究が一層進んでいます。本書では、植物や動物の調理技術を土器のオコゲから分析した研究などがわかりやすく解説され、はるか昔の暮らしのイメージがわいてきます。 最先端を拓く研究者の努力とアツい想いが伝わってきます。
(下井草図書館作成)
8月のいま、この本

10代のための裁判員裁判 高校生も法廷に!
高校生を含む18歳、19歳も裁判員に選ばれる可能性があることを知っていますか?裁判ってなに?裁判員はどんなことをするの?など、様々な疑問が浮かぶと思います。この本では、裁判や裁判員制度についての解説に加えて、実際に裁判員に選ばれた人の体験談も紹介しています。マンガやイラストを使い分かりやすく解説しているので、これから裁判員制度について知りたい方におすすめの1冊です。
(南荻窪図書館作成)

食べものから学ぶ現代社会 私たちを動かす資本主義のカラクリ
この本は食べものをキーワードにして、グローバル化、巨大企業、金融化、技術革新などの現代社会の仕組みを解き明かしていきます。食品の値段が上がり続ける理由や、国産品より輸入品の方が安い理由、食品がどのように商品となり私たちの生活に影響を与えているのかなど、私たちが生きている現代社会のカラクリについて探求してみませんか?
(南荻窪図書館作成)

木が泣いている 日本の森でおこっていること
日本は世界有数の森林国ですが、木材需要の低下や森林の減少、海外からの木材輸入などの問題があり、森林を十分に活用できていません。私たちの身近にあり多面的な機能を持つ森は、共に暮らしていく上でとても大切な存在です。日本の豊かな森を取り戻し、上手に活用していくためにはどうすれば良いのか?森林保護の重要性や環境問題について考えるきっかけになる本です。
(南荻窪図書館作成)
7月のいま、この本

わたしの名前はオクトーバー
オクトーバーは、父さんと二人きりの森の暮らしに満足していました。一年に一度買い物に行く村ですら嫌いでしたが、11歳の誕生日に起きた悲劇の後、ある人に森から連れ出されてしまいます。「いらない」と思っていた人、都会の家、学校、友だち…。初めてのものすべてに激しく抵抗し続ける彼女の気持ちがほんの少し揺れ始めたのは、森でも楽しんでいた宝探しがきっかけでした。さて、大都会ロンドンでの宝探しとは?
(阿佐谷図書館作成)

友だちがしんどいがなくなる本
大人になったら会社員になるのかなあ、なんとなくそう思っているけれど、会社員ってなんだろう?夢って必要なの?将来のために今、何をしたらいいんだろう?そんな漠然とした疑問や不安にひとつずつ向き合ってくれる一冊。「会社員」と一口に言っても、様々な業種や職種があるんです。他にも、大学や学部選び、色々な職業や働き方、就活の流れなど具体的な情報が満載。進路について考えるヒントが見つかるかもしれません。
(阿佐谷図書館作成)

やりたいことがわからない高校生のための最高の職業と進路が見つかるガイドブック
大人になったら会社員になるのかなあ、なんとなくそう思っているけれど、会社員ってなんだろう?夢って必要なの?将来のために今、何をしたらいいんだろう?そんな漠然とした疑問や不安にひとつずつ向き合ってくれる一冊。「会社員」と一口に言っても、様々な業種や職種があるんです。他にも、大学や学部選び、色々な職業や働き方、就活の流れなど具体的な情報が満載。進路について考えるヒントが見つかるかもしれません。
(阿佐谷図書館作成)
6月のいま、この本

2034から来たミライ
中3の夏休み初日、目の前に知らない集団が現れた。彼らは「ぼく」の名を呼び、「10年後からきました。人類に警告するために」と言う。大切な人を、そしてこの世界を地球温暖化から救うために、「ぼく」のひと夏の冒険が始まる。
(西荻図書館作成)

いきものづきあいルールブック 街から山、川、海まで知っておきたい身近な自然の法律
けがをした野鳥を保護したらそのまま飼ってもよい?野生動物にエサを与えても大丈夫?釣りはどこででもできる?環境に関する法律は年々厳しくなっています。本書では、自然を守るため、また知らずに法律違反をしてしまうことを避けるため、家の周辺や自然の中で身近な野生生物と接する際に知っておきたい法律情報やマナーをストーリー漫画でわかりやすく解説しています。
(西荻図書館作成)

なんでファラオは男なの? 古代エジプト女王の源流を探す旅 13歳からの考古学
中1の美羽は、ボランティアとして参加した日本語サークルで、エジプトからの留学生ヤスミンと仲良くなり、エジプトに興味をもつようになる。夏休みに一時帰国するヤスミンと一緒にエジプトを訪れることになった美羽は、古代エジプトの歴史に登場する女性の王たちの姿をとおして、女性と社会との関わり方を学んでいく。
(西荻図書館作成)
5月のいま、この本

みんなで描こう!黒板アート
いつもの授業で使う黒板がキャンバスになる、「黒板アート」って知っていますか? 黒板とチョーク、ちょっとした工夫で、誰でも書ける「黒板アート」。 チョークの使い方や色の混ぜ方など、さまざまなテクニックが載っています。 文化祭や卒業式、学校のイベントで書いてみてね!
(成田図書館作成)

アリとダンテ、宇宙の秘密を発見する
1987年-夏、アリはダンテに出会った。 アリにはわからないことばかりだった。自分自身のことに、家族のこと。 不安と違和感がないまぜになって焦ってもいた。 一方、ダンテは確固たる自分をもっているように見えたが・・・ 2人の会話は親密でありながら、自身の思考を言葉として交わすことで 成熟とオリジナルな2人だけの関係性を模索しているようだ。 そうした中で発見した「宇宙の秘密」とは何だったのか。
(成田図書館作成)

雨にシュクラン
憧れの影山高校に受かり、書道部に入ることができた真歩。 ところが、父の治療のために遠方へ引越しすることになる。 せっかく、つかんだ夢をあきらめなくてはならない時あなただったら、どうする? 真歩は、常識とか一般的とかにとらわれず、自分の気持ちを一番に、大きな決断をする。 そして、引越し先で始めた、図書館の宅配ボランティアでうかがった家で「アラビア書道」に出会い、新たな一歩を踏み出すことになる。
(成田図書館作成)

旅するわたしたち On the Move
裸足で一歩踏み出した時から旅が始まる。人類が生まれたアフリカから地球上のあらゆる場所へ、世界のてっぺんも深海の底もそして宇宙へも人は旅を続ける。旅をしているのは人だけではない。風も水も鳥も魚も動物も、昆虫だって旅をする。楽しい旅も悲しい旅も苦しい旅もある。いろいろな旅を色鮮やかな色彩で描いた絵本。
(成田図書館作成)
4月のいま、この本

最高のともだち
叔父の恋人に切ない片思いをしている陸、クラスの女子にいじめにあっている菜摘、両親の離婚で深く傷ついていた礼斗、3人とも12歳だった。 ある日、礼斗の一言によって運命に導かれるかのように3人は仲良くなる。そして鉄塔からジャンプして一緒に死のうと約束するが…。 その5年後―。「生きててくれたらそれだけでいい」 陸、菜摘、礼斗がたどり着いた最高の友情の物語。心にじわじわとしみてくる。
(宮前図書館作成)

10代から知っておきたい女性を閉じこめる「ずるい言葉」
「女子力が足りないんじゃない?」「いいお嫁さんになれるね」。 こんな言葉をかけられたことはありますか? そのときはわからなくても後から考えると嫌だったな…ということもあるかもしれません。タイトルは「女性を~」となっていますが、男性も自分を閉じこめる言葉をかけられているかも。そういうときはムカッとするかもしれませんが、キレるでもなく溜め込むでもなく、冷静に対処できる方法を普段から装備しておくといいかも。まずは「知る」ことから始めましょう。
(宮前図書館作成)

そして、あの日 エンリコのスケッチブック
舞台は聖人様の言い伝えが残るイタリアの山あいの村。 絵を描くことが大好きなエンリコ少年を取り巻く人々が、教会を生活の中心に据えた平和でのどかな毎日を送っています。八月のあの日までは…。 田舎で暮らす人たちの親切やお節介、噂話やつまらない諍いも今では微笑ましく懐かしく思えてしまうのは、ある日突然自然災害に襲われ、あまりにも過酷な運命が彼らを待っていたから。大人も子供も今まで当たり前に持っていた価値観を変えることを余儀なくされてしまう。エンリコのおばあさんは「絵を描くってことはね、何かが実際にどうだったかを見せるだけじゃない。自分がどう考えて、どう感じたかも見せる。すごいじゃないか。」と言い残し、エンリコは描き続けます。手書き風の柔らかいタッチの挿し絵が、まるでエンリコのスケッチブックから抜け出してきたかのように沢山散りばめられています。
(宮前図書館作成)
3月のいま、この本

ルール!
校則ってなんのためにあるの?中学生らしいって誰の判断なの? 禁止されているスマホの使用が先生に見つかり、没収されてしまった知里。 校則違反なんて他人事だったけれど、このことをきっかけに校則について考え、自分たちの納得できる校則に変えるため文芸部の仲間たちとともに立ち上がっていく。 「何も考えないで、ただ従うだけ。それって幸せなのかな。」 知里のように自分のまわりのことについて考えてはみませんか。
(高円寺図書館作成)

つる子さんからの奨学金
ある日わかばたち一家は、いとこの樹とともに曾祖母のつる子に呼び出され、高校の学費を奨学金として援助するという提案を受ける。条件は、ワンランク上の学校をめざすこと。バレー部と受験勉強の両立、応援し心配する親からのプレッシャー。立ちはだかる様々な壁に悩みながらも、わかばは挑戦するおもしろさを感じていく。
(高円寺図書館作成)

SNSの哲学 リアルとオンラインのあいだ あいだで考える
私たちの日常に「あたりまえ」のように浸透しているSNS。それとともに生きるとはどんなことか?哲学者の考え方をふまえながら、SNSの世界に生きるあなた自身は何者なのか?を考えるきっかけとなる本です。 この本を読んで自分自身で「考えること」の大切さを学んでみませんか?
(高円寺図書館作成)
2月のいま、この本

塔の少女 冬の王2
ワーシャは追い立てられるように故郷から旅立った。ロシア正教会にとって魔物や精霊を信じる者は異教徒であり、それらが見える者は魔女だった。 冬の王から与えられた馬、ソロヴェイと共にモスクワへ向かったワーシャはモスクワ大公と遭遇する。その出会いはワーシャをさらなる窮地に追い込むことになる。 14世紀のルーシ(ロシア)を舞台にした、重厚な歴史ファンタジー。
(柿木図書館作成)

キオクがない!
あなたには記憶から消し去ってしまいたい嫌な経験や思い出がありますか? 主人公は交通事故で記憶を失い、家庭や学校でイチから人間関係を再構築していきます。周囲の反応に戸惑いながらも、新しい自分はうまくやれている、と思うのですが、事故以前のことや事故の真相が明らかになるにつれ、過去の自分の真実と向き合わざるを得なくなります。なぜ事故は起きたのか、自分とは何者か。そして、最後までこの本を読んだ人にはわかるでしょう、自分を変えるのに、記憶を消す必要などないのだと。
(柿木図書館作成)

生きものは不思議 最前線に立つ研究者15人の白熱!講義
この本を読むと2つのことに驚かされます。ひとつは、動物たちのフシギな形や振る舞いに、実は人間の想像を超えた緻密さと合理性があるのだということ。そしてもうひとつは、その解明に情熱を注ぐ研究者たちの姿。飽くなき探求心で転んでもタダでは起きず、ピンチにすら活気づくその生態はもう、この本のタイトルの「生きもの」を「研究者」に置き換えてしまってもいいくらいです。好きなことをずっと好きでいることの大切さがわかる1冊です。
(柿木図書館作成)
1月のいま、この本

難しい本を読むためには (ちくまプリマー新書408)
難しい文章を読解するには正攻法がいちばん! その例として池田晶子氏『14歳からの哲学』の一節や千葉雅也氏のX(エックス)上のポストなど、 哲学者が書いた文章を挙げ、キーセンテンスの見つけかたや主張は何であるか、などを解説していきます。 「論理」「概念」など普段あまり使わない言葉が数多く出てきますが、順を追って丁寧に説明されているのでご安心を。 読書の本質が理解できたら、本文で取り上げた哲学者についての紹介を読んでみてください、 奥深い哲学の世界への一歩も踏み出せるでしょう。
(永福図書館作成)

私の職場はサバンナです! 14歳の世渡り術
サバンナの動物たちが持つ魅力や現地で起きている環境問題について、サファリガイドが伝える一冊。 動物に関することはもちろんですが、中高生読者に注目してほしいポイントは第1章、著者がサファリガイドになるまでの 道のりです。「動物に携われる仕事をしたい」という一心でいろいろなことに挑戦し、数々の壁を乗り越えていく姿は、 進路選択に悩むみなさんを勇気づけてくれるはずです。
(永福図書館作成)

ペイント
産んだ子を育てることができない親に代わり、政府が子どもたちをセンターで養育するという近未来の韓国が舞台。 候補のなかから子どもが親を選んで卒業していくが、どこか冷めた目を持つ17歳の少年ジュヌは、 父母面接に嫌気がさしていました。しかし、センター長や一風変わった夫婦と関わるうちに、 家族や理想の親についての考えが変化していきます。親がうるさい!と感じたことのある10代におすすめの本です。
(永福図書館作成)