毎月、杉並区内図書館のYA担当者がおすすめの本を紹介します。
在庫状況は、検索して調べるか、図書館の人に聞いてくださいね。

2月のいま、この本

真昼にも星が光ると知ったのは

真昼にも星が光ると知ったのは

梨屋 アリエ/作  ポプラ社

周りから「変わっている」と言われてきた夏鈴は、中学二年生にして夢だった親友が出来ます。大切な親友の気を引くため、白杖を扱う男性に声をかけてから、彼女は今まで触れたことのない世界を知ることになりました。そして、親友に向ける気持ちや自分自身のことと向き合うようになります。「知る」ことと「知らない」ことの間には大きな壁があり、誰にでも人に言えない気持ちや事情を抱えていることを、主人公を通して教えてくれる本です。

 

大学4年間を「応援」に捧げた私が古生物学者になった話

大学4年間を「応援」に捧げた私が古生物学者になった話

泉 賢太郎/著  理論社

「好きこそものの上手なれ」という言葉を聞いたことがありますか。好きなものに夢中になれることは素敵なことです。けれども、人よりも好きでなければ上手くなれないわけではないし、誰かの好きと自分の好きは違うもので、比べるものでもありません。大学時代を研究ではなく応援に費やし、その経験を生かして古生物学者になった著者が、目標に向けて頑張る人の背中をぐっと押してくれます。

 

中高生のための表現読本

中高生のための表現読本

石丸 恵彦・向坂 くじら・澤田 英輔・森 大徳/編  筑摩書房

ふとした時に思わず語り口に引き込まれたり、ぐっと胸を掴むような文章に出会うことがあります。この本の中では言葉の使い方にかかわる技術をレトリックと呼んでいますが、人を惹きつける文章には、レトリックの工夫や配慮が凝らされているそうです。詩やエッセイ、小説に手紙と、様々な文章に出会うことができる本です。好きな文章を見つけたら、今度はあなただけの表現を磨いて、書くことに挑戦してみませんか。

 

1月のいま、この本

正しく疑う

正しく疑う 新時代のメディアリテラシー 新時代の教養

池上 彰/監修  Gakken

切り取られた情報、かたよった情報、各種メディアで手に入る情報は全てが正しいとは限りません。しかし、そういった情報やツールは、上手に利用することであなたの生活を豊かにしてくれる事もあるのです。まずはこの本で、どんな例があるのか見てみましょう。

 

国境って何だろう

国境ってなんだろう?14歳からの「移民」「難民」入門 14歳の世渡り術

内藤 正典/著  河出書房新社

国境は色々な理由でもって私たち人間社会が引いた線ですが、自分を守ってくれる線にもなれば、この線のせいで命がおびやかされることもあります。今の世界を見渡してみると不安になってしまうこともあるかと思いますが、これからの世界でどこにいても生きていけるような準備をする助けにきっとなる本です。

 

サンショウウオの歌が聞こえてくるよ

サンショウウオの歌が聞こえてくるよ 生物部 こんな部活あります

森川 成美/作 森川 泉/絵  新日本出版社

受験に失敗し、望まぬ中学へ進学した里山あかね。偶然部活動見学に入った生物部で新しい友達、そしてサンショウウオの卵と出会う。なし崩し的に生物部に入部したあかねは、とまどいながらも仲間たちとカエルの育成の楽しさを見出していくが、文化祭での伝統行事『カエルの解剖』の話を聞かされて…。

 

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