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いま、この本 2017年

6月 

毎月、杉並区内図書館のYA担当者がおすすめの本を紹介します。(今月は、成田図書館が担当)
在庫状況は、検索して調べるか、図書館の人に聞いてくださいね。

終点のあの子

終点のあの子

柚木麻子/著  文藝春秋

4編からなる短編集。プロテスタント系の女子高が舞台。学生の思春期独特の繊細さやヒリヒリした感情が見事に書かれています。不思議と読後感は爽やかです。それぞれの章で主人公が違い、前の章で脇役だった人物が主役になったりと、色々な視点で読めるのが面白いです。

夜中の薔薇

夜中の薔薇

向田邦子/著  講談社

脚本家、エッセイスト等で活躍した向田邦子さんの最後のエッセイ集。向田邦子さんの温かくも鋭い視点で、日常が描かれています。70年代~80年代の時代が味わえながらも、古い印象は全くありません。一つのテーマについて2P~5Pで書かれている事が多く、あまりエッセイを読まない人でも読みやすいのでおすすめです。

文豪ノ怪談ジュニア・セレクション 霊

文豪ノ怪談ジュニア・セレクション 霊

星 新一、 室生 犀星 ほか/著  株式会社汐文社

日本語のプロである古今の文豪たちが手がけた「怪談」。少し難しそうと感じるかもしれませんが、難しい言葉の説明が同じページに載っているのでとても読み易いです。一度読んだら、文豪たちの恐ろしくも美しい文章に心奪われてしまうかもしれません。

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