[ページの先頭。]

[本文へジャンプ。]

[ここから本文です。]

いま、この本 2018年

3月 

毎月、杉並区内図書館のYA担当者がおすすめの本を紹介します。(今月は、今川図書館が担当)
在庫状況は、検索して調べるか、図書館の人に聞いてくださいね。

次の本へ

次の本へ

苦楽堂/編  苦楽堂

「『この本を読もう』というブックガイドはたくさんあるけれど、自分に合った本と、どうすれば出合えるのだろう」という方のために、さまざまな舞台で活躍する84名が、1冊読んだあとの次の本との出合い方を案内してくれます。 友だちや先輩からのおすすめだったり、書店や図書館で見たことがきっかけだったり、作家のつながりをたどってみたり、マンガや映画の原作を読んでみたり。 ほかの人の視点や発想は、頑なになりがちな自分の思考をやわらかくするためのきっかけにもなります。すてきな次の本にめぐり逢えますように。

短歌は最強アイテム 高校生活の悩みに効きます(岩波ジュニア新書)

短歌は最強アイテム 高校生活の悩みに効きます(岩波ジュニア新書)

千葉 聡/著  岩波書店

現役の高校教師で、歌人でもある著者「ちばさと」先生。 生徒や周りの人たちと共に過ごす日々は熱く、時に繊細に、大胆に揺れ動きながら続いてゆきます。この春卒業を迎える方、またこれから入学する方も、身近な先生へのイメージがすこし変わるかもしれません。 エピソードの間に配された短歌は、遠くから届けられる光や影のように現実と呼応して、世界をより豊かに映し出します。日常のなかにあってこそ、短歌ということばの連なりが最強アイテムとして力を発揮する場面がたくさん描かれています。 人生を生き抜くために頼りになる最強アイテムが、皆さんにも見つかりますように。

春や春

春や春

森谷 明子/著  光文社

須崎茜は私立藤ヶ丘女子高校に通う俳句が好きな女の子。 ある日、図書室で手に取った本に掲載されていた俳句のなかに、懐かしい澗くんの名前を目にする。クラスでは「一人でいたい女」だった茜が、俳句の趣味を理解してくれるトーコと一緒に、俳句甲子園を目指して、俳句同好会を設立する。 俳句経験者の茜、頭の切れるトーコ、書道の達人の真名、音の響きに敏い理香、弁の立つ夏樹、文学の知識に長けた瑞穂。 17字の短い言葉で表現する俳句を通して、成長していく少女たちが織りなす青春ストーリー。

わたしの兄の本

わたしの兄の本

モーリス・センダック/著 柴田 元幸/訳  集英社

真冬の夜、ジャックとガイの兄弟は、はなればなれになってしまう。 氷の世界にとばされてしまう兄と、兄を探しにさまよう弟。 兄弟の生と死が交錯するものがたりが、鮮やかな色彩と、言葉によって描かれる。 今作は「かいじゅうたちのいるところ」をはじめ、数々の作品を創りあげたモーリス・センダックの遺作。 兄のジャックを亡くし、最愛のパートナーも亡くし、自らに近づいてきた死をも意識したセンダックが、濃密に凝縮された幻想的な美の世界を描く。

[ここまでが本文です。]

[本文の先頭に戻る。]

To PAGETOP

杉並区立図書館
杉並区荻窪3丁目40-23
03-3391-5754(代表)

©2012 Suginami city library all rights reserved.

[本文の先頭に戻る。]

[ページの先頭に戻る。]