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いま、この本 2018年
5月
毎月、杉並区内図書館のYA担当者がおすすめの本を紹介します。(今月は、柿木図書館が担当)
在庫状況は、検索して調べるか、図書館の人に聞いてくださいね。
ひとりぼっちの教室
小林 深雪、戸森 しるこ、吉田 桃子、栗沢 まり/著 講談社
小説が四作品載っています、短編なので飽きずに読めるのではないかと思います。 どの作品も実際みなさんの周りにありそうな題材ではないかと思います。どれか一つくらいは、自分の周りでもこんな人いる(た)、似たような事がある(った)、などと思う人が多いのではないでしょうか。晴れやかで楽しいことばかりのような中高生時代と思われがちですが、中高生の社会の難しさも感じられる作品です。
自分のことがわかる本
安部 博枝/著 岩波書店
自分はどんな人間なのか、より良い自分を作るにはどうしたらよいのか。そして、人との良い関係を作るためのコミュニケーションとは何だろうと悩む人も多いと思います。この本は、そのような人(そうでない人も)の一助になるのではないかと思います。わかりやすい言葉で書かれていて、気軽に読める内容です。 新学期が始まり約1か月、まさに今が読みごろの本かもしれません。
奇譚ルーム
はやみね かおる/著 朝日新聞出版
奇譚マニアが集まり、不思議な話を語り合うSNSの仮想空間「ルーム」。そこに集まった「ぼく」を含む10人のゲストに、謎の招待主「殺人者」は告げる――「これから君達を一人ずつ殺していく。助かる方法は唯一つ、私が面白いと思う奇譚を語る事」 張り巡らされた伏線を見逃さず、ゲストが語る命がけの奇譚もじっくり味わいながら、「殺人者」の正体と目的を「ぼく」とともに推理していこう!
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