[ページの先頭。]

[本文へジャンプ。]

[ここから本文です。]

いま、この本 2021年

1月 

毎月、杉並区内図書館のYA担当者がおすすめの本を紹介します。(今月は、南荻窪図書館が担当)
在庫状況は、検索して調べるか、図書館の人に聞いてくださいね。

14歳の教室 どう読みどう生きるか

14歳の教室 どう読みどう生きるか

若松 英輔/著  NHK出版

著者が筑波大学付属中学校の三年生に行った授業をもとに書籍化された本です。 内容は、私たちが普段使っている素朴な言葉(「おもう」「分かる」など)を題材に、物事についての考え方を深めていこうという哲学的なものです。生きていくうえで必要な自分で考える力、日本語の奥深さを学ぶことが出来るので、ぜひ読んでみてくださいね。

大人になるまでに読みたい15歳の海外の詩 ①愛と季節

大人になるまでに読みたい15歳の海外の詩 ①愛と季節

青木 健/編  ゆまに書房

このシリーズには広く読まれ愛されてきた海外の詩の名訳が収録されています。翻訳者によってより深みが増し、丁寧に紡がれた言葉が心に寄り添ってくれる作品ばかりです。巻頭文には谷川俊太郎さんが17歳の頃に、詩に興味を持ち始めたエピソードも書かれています。ぜひ、あなたのお気に入りの詩を見つけてください。

ワタシゴト 14歳のひろしま

ワタシゴト 14歳のひろしま

中澤 晶子/作 ささめや ゆき/え  汐文社

修学旅行で広島平和記念資料館を訪れた5人の中学生たち。 5人それぞれが気になったり、こだわったりしているものや事柄「弁当箱、ワンピース、くつ、いし、ごめんなさい」が話のキーになり、過去に起こった出来事とつないでいきます。歴史の教科書でしか知らなかった過去の出来事が、自身の身近な私事に感じられるお話なので、修学旅行で広島を訪れる前にぜひ読んでほしい一冊です。

てのひらに未来

てのひらに未来

工藤 純子/作 酒井 以/画  くもん出版

中学生の琴葉の父親は町工場を経営している。その工場には十七歳の天馬が住み込みで働いていた。父親がある大口の注文を断ったことで経営が危うくなるが、父親はその理由を頑として教えてはくれない。やがて天馬の口から複雑な家庭環境で育った過去が語られ、戦争によって苦しみを抱えながら生きる家族の悲しい物語を知る。戦争や平和をテーマに中学生の揺れ動く気持ちや成長を描いた物語。

[ここまでが本文です。]

[本文の先頭に戻る。]

To PAGETOP

杉並区立図書館
杉並区荻窪3丁目40-23
03-3391-5754(代表)

©2012 Suginami city library all rights reserved.

[本文の先頭に戻る。]

[ページの先頭に戻る。]