いま、この本　2021年

主人公の堀内めぐは、生まれつき髪の毛が赤茶色であること以外は平凡な女の子。ある日めぐは学年主任の先生に、「茶髪は地毛である」という証明になる印を生徒手帳に押され、毎朝校門を通るたびに生徒手帳を開いて印を見せなければいけないと言われます。わたしはふつうじゃない子なの？　そんな校則本当に必要なの？　と悩むめぐ。めぐと一緒にあなたも考えてみませんか？

例えばあなたには何も落ち度がないのに、言葉や態度、行動で傷つけようとする人に出会ったらどうする？　自分が悪いことにして謝って、とにかくその場を収めようとするタイプ？　それとも自分を傷つけさせやしないと、断固として戦うことを選ぶタイプ？　この物語は異なるタイプの二人の女の子が出会い、絆を深めていくお話です。

旅好きな21名が、それぞれの視点からその魅力を語る一冊です。なかなか旅に行けない状況でも、国内外問わず様々な場所に行ったような気持ちで楽しめます。旅のテクニックやコツ、価値観を知り世界がグンと広がった感覚になります。旅に関連する本も紹介されているので、「いつかこんなところに行きたい」「こんな体験をしたい」と思いをはせながら読んでみてください。

「食品ロス」という言葉を知っていますか？　「食品ロス」とは、本来食べられるのに捨てられてしまう食べ物のことをいいます。なぜ食品ロスは生まれるのか。どれくらい捨てられていて、それを減らすためにはどうすればよいのか。本書では、イラストを使ってわかりやすく解説しています。食糧問題からいろんな「もったいない」を知り、「いのち」を考えるきっかけになります。