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いま、この本 2021年

6月 

毎月、杉並区内図書館のYA担当者がおすすめの本を紹介します(今月は、中央図書館が担当)。
在庫状況は、検索して調べるか、図書館の人に聞いてくださいね。

平和の女神さまへ 平和ってなんですか?おはなしSDGs 平和と公正をすべての人に

平和の女神さまへ 平和ってなんですか?おはなしSDGs 平和と公正をすべての人に

小手鞠 るい/作 サトウ ユカ/絵  講談社

SDGs(よりよい未来をつくるために国連で取り決めた 17の目標)について書かれたシリーズ作の、目標16「平和と公正をすべての人に」がテーマです。世界の様々な時代に生きる10代の子どもの目線で語られる戦争の現実。そこに見えてくるのは、戦争は勝敗に関係なく、巻き込まれるすべての人から「平和と公正」を奪うということ。自国の歴史の教科書で学んだ戦争の‘事実’を超えて、多方面から‘真実’を知ろうとすることの大切さや、自分が地球平和のために何ができるのかをじっくり考えてみるきっかけとなる1冊です。

卒業旅行

卒業旅行

小手鞠 るい/著  偕成社

この物語の主人公ナナは日本の中学校を卒業したあと、母の仕事の関係で渡米し、4年制のアメリカの高校に入学して高校生活を送りました。そこで出会ったアメリカの友人4人とバンドを結成し楽しい思い出を作っていきます。そして高校4年の春に日本に帰国することになっていたナナは、その年の夏にもう一度アメリカに戻って友人達4人と卒業旅行に行くことを約束しますが、ある事件をきっかけにその計画は叶わぬものとなってしまいまい・・・。友情がテーマとなっているこの作品は、最後まで切ない気持ちを抱かせつつ静かな感動を与えてくれます。

世界とキレル

世界とキレル

佐藤 まどか/著  あすなろ書房

SNSで偽の自分を演じて“いいね!”をもらえることを生きがいとしていた舞。夏休みにいとこの鏡花に誘われて、森の奥にある洋館へバカンスする予定だった。しかし着いた先では携帯やお菓子を没収され、全員が同じ服を着て、同じ料理を食べ、規則正しい生活をすることに。意図せずに外の世界との通信が絶たれてしまった舞は、3週間を乗り越えることができるのか。

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