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いま、この本 2021年

9月 

毎月、杉並区内図書館のYA担当者がおすすめの本を紹介します(今月は、永福図書館が担当)。
在庫状況は、検索して調べるか、図書館の人に聞いてくださいね。

サンゴは語る

サンゴは語る

大久保 奈弥/著  岩波書店

南の海をカラフルに彩るサンゴは、古代から人間を魅了してきました。一見動いていないように見えるので植物のようですが、実はれっきとした動物。出産(放卵・放精)、子ども(幼生)の成長など、その神秘的な世界をサンゴ自身が紹介します。絶滅の危機を救うために人間にできることは何か、サンゴの言葉に耳を傾けてみませんか。

夢三十夜

夢三十夜

「坊っちゃん文学賞」書籍編集委員会/編  学研プラス

「こんな夢を見た」といえば、夏目漱石の『夢十夜』。幻想的な10の夢を綴った小説ですが、この本はその3倍!俳句に恋心を託す少女、亡くなった大切な相手の思い出が入ったカプセルトイを開け続ける男、ケンカに耐えられず姿を消してしまった新築の家を探す夫婦……「坊ちゃん文学賞」受賞者たちが紡ぐ夢は、甘酸っぱかったり切なかったり、どんでん返しが待っていたり。5分程度で読める作品ばかりですが、読後の余韻はその何十倍も残る一冊です。

茶色の服の男

茶色の服の男

アガサ・クリスティー/著 深町眞理子/訳  早川書房

考古学者の娘アンがロンドンの地下鉄のホームで目にした転落事故は、実は大事件の発端にすぎなかった!茶色の服の男とはいったい何者なのか。アンが手にした紙片に書かれた暗号のようなものの意味とは。冒険心に富むアンは、ひとり南アフリカ行きの客船に乗り込みましたが…ミステリー初心者にも自信をもっておすすめできる、クリスティー初期の冒険推理小説です。

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