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いま、この本 2021年
11月
毎月、杉並区内図書館のYA担当者がおすすめの本を紹介します(今月は、高円寺図書館が担当)。
在庫状況は、検索して調べるか、図書館の人に聞いてくださいね。
地域学をはじめよう
山下 祐介 岩波ジュニア新書
国家学より小さく、それゆえに全体が総合的に見渡せ、地域を構成している人達の性格などがよくわかる地域学。地域とは何か、それがどんな風に成り立っているのかを調査研究を交えて紹介。地域学の初歩を系統的に解説しています。 身近な地域について学んでみましょう。
クジラの骨と僕らの未来
中村 玄 理論社
小さい頃から生き物が大好きで、さまざまな動物と出会い、チャンスがあれば動物の内臓や骨を観察する日々。好きなことをとことん突き詰めていった少年は、ついに哺乳類最大のクジラの研究者に。クジラを求めての大航海は、思わず手に汗にぎる大冒険!
江戸のジャーナリスト 葛飾北斎
千野境子/著 国土社
江戸時代の浮世絵師、葛飾北斎と言えば、「富嶽三十六景」が有名ですが、この絵は近年パスポートや、2024年に発行される新1000円札の図案にも採用されました。現代においても人の心を惹きつけてやまない絵を描いた、ジャーナリストでもあった北斎。 絵筆に込める心意気や情熱が途絶えることのなかった90歳の生涯が書かれた、この本を読むと、絵を見る見方が変わるかも知れません。
建築家になりたい君へ
隈 研吾 河出書房新社
小学4年生で建築家を志し、2020年東京オリンピック会場をてがけた建築家の自伝ともいえる本です。 著者は、どうすれば建築家になれるかという問いには、「普通に勉強して、普通に友達を作って、普通の人でいなさい」と書かれています。 その意味は・・・。すべての職業に通じるメッセージです。
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