[ページの先頭。]

[本文へジャンプ。]

[ここから本文です。]

いま、この本 2022年

2月 

キリンの保育園 タンザニアでみつめた彼らの仔育て

キリンの保育園 タンザニアでみつめた彼らの仔育て

齋藤美保  京都大学学術出版

幼少期にケニアで暮らしたこともある著者は、野生のキリンが生後1年以内に半数も死んでしまうことを知り、キリンの仔育てに興味を持ちます。研究テーマを「キリンの仔育て」に決めて大学院に進学し、フィールドワークでタンザニアへ。そこには同じくらいの時期に生まれた仔を持つ雌のキリンが共同で仔育てする小規模な「保育園」のような仕組みがあることがわかり・・・。気負わず、驚くほど無防備にアフリカに行き、今や日本では唯一の野生のキリン研究者となった著者によるこの本はこれから自分の研究するテーマを探そうとする人にもちょっとキリンについて知りたい人にもおすすめです。

文豪中学生日記

文豪中学生日記

小手鞠るい  あすなろ書房

文章を書くことを愛する主人公。文芸部では部長を務め、SNSへ詩を投稿し、日々書くことに勤しんでいる。SNSに投稿した一編の詩がきっかけで炎上、誹謗中傷をあびてしまう。書くべき言葉を失った主人公は、また文章を書けるようになるのだろうか。SNSで簡単につながる今日、言葉の重さ、大切さを考えさせられる一冊です。

海をわたった母子手帳 かけがえのない命をまもるパスポート

海をわたった母子手帳 かけがえのない命をまもるパスポート

中村安秀  旬報社

みなさんは自分の母子手帳を見たことがありますか? 日本がとても貧しかったとき、お母さんと子どもたちの命と健康を守るために生まれたのが母子手帳でした。日本で生まれた母子手帳は、いま世界の多くの国々で認められ、母子手帳を広げようと多くの人が日夜努力しています。 見たことがある人もない人も、一度この本を読んで、母子手帳の素晴らしさに触れてみませんか?

[ここまでが本文です。]

[本文の先頭に戻る。]

To PAGETOP

杉並区立図書館
杉並区荻窪3丁目40-23
03-3391-5754(代表)

©2012 Suginami city library all rights reserved.

[本文の先頭に戻る。]

[ページの先頭に戻る。]