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いま、この本 2022年

7月 

ふしぎの森のふしぎ

ふしぎの森のふしぎ

ヤン・パウル・スクッテン/文 メディ・オーベレンドルフ/絵  塩崎 香織/訳 川上 紳一/監修  化学同人

ふしぎですてきな森の世界へようこそ。森はすごくきれいで、いいにおいがするし、リラックスできる。でも、楽しくて穏やかなだけじゃなく、実は厳しい世界なのです。植物も動物も、虫や細菌だって、それぞれが懸命に種を残すために生きていて、それが大きな自然になっています。そして、どんな生き物もお互いがいないと生きていけない。この本を読んだ後には、きっと新たな森を発見できるはずです。

ブルーノ

ブルーノ

Fukase/作  福音館書店

ある日、平和な王国「ブルーノ」をすさまじい嵐が襲います。村人タルカスは、娘がケガをしたので王様の助けを信じて待ちます。一方王様は、どうすればこの嵐からより多くの人々を救えるか悩み、考えます。すれ違うタルカスと王様。2人には、それぞれの背景があったのです。この本は、タルカスの立場と王様の立場を本の両側から読み分けることができるようになっています。相手の立場を想像することの重要さがわかる一冊です。

ぼくたちのスープ運動 小さな思いやりが世界を変える!

ぼくたちのスープ運動 小さな思いやりが世界を変える!

ベン・デイヴィス/作  渋谷 弘子/訳  評論社

病院から退院したジョーダンが始めたのは、他の人にやさしい思いやりを持つこと。お母さんお手製のスープをホームレスの人にあげたことが、家族や友達、そして大勢の人を巻き込んだスープ運動へと広がっていきます。その思いやりのきっかけは、大切な人リオとの約束でした。読後、あなたにも温かな気持ちが広がるはずです。

♯マイネーム

♯マイネーム

黒川 裕子/作  さ・え・ら書房

自分の名前、好きですか?千葉県銚子市に住む中学1年生の明音は、今年の春に両親の離婚によって名前が変わったばかり。学校では名前に“さん”を付けて呼ぶ運動が始まり、町には風変わりなブックカフェてふてふができた。さらに、フリーのトークルーム「自分の名前がきらいなやつ集まれ#マイネーム」と出会い、どんどん“名前”の渦に巻き込まれていく…! さあ、自分の本当の名前を叫べ!!

「ハーフ」ってなんだろう? あなたと考えたいイメージと現実

「ハーフ」ってなんだろう? あなたと考えたいイメージと現実

下地 ローレンス吉孝/著  平凡社

人はそれぞれ違う、みんな違ってみんないい。そういった言葉が飛び交う中で、みなさんはどれくらい人との違いを理解できていますか?この本では、バラエティに富む人間の中で、「ハーフ」と言われる人々のリアルな現状について書かれています。そこには自分では想像のつかない世界があるかもしれません。他者の事を完全に理解することは難しいけれど、現状を知ることでより自分と世界がつながれる、そんなきっかけとなる一冊です。

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