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いま、この本 2022年
12月
毎月、杉並区内図書館のYA担当者がおすすめの本を紹介します。(今月は柿木図書館が担当)在庫状況は、検索して調べるか、図書館の人に聞いてくださいね。
大絶滅は、また起きるのか?
高橋 瑞樹/著 岩波書店
「毎日、最大150種もの生きものたちが、この地球上から姿を消している」 2007年に国連で発表された生きものたちの「6度目の大絶滅」の可能性。 過去にあった5度の大絶滅とは何が違うのか?実は恐竜は絶滅していなかった?あのゴキブリがこの世からいなくなったらどうなる?キットカットを食べるとオランウータンが絶滅する?私達“ホモ・サピエンス”が犯してきた過ちとは?「6度目の大絶滅」を人類は食い止める事は出来るのでしょうか?
大人になる前に知ってほしい生きるために必要な「法律」のはなし
木村 真実 高橋 麻理 志賀 野歩人 青木 美佳/監修 ナツメ社
2022年4月、法律が変わり、18歳から「大人」として扱われることになりました。でも「大人になる」ってどういうことでしょう。 インターネットで「マンガの拡散はやっちゃダメ?」なのか。「匿名での悪口は罪になる?」のか。学校で「いじめは傍観していても罪になる?」か。「働くってどういうこと?」「成人と少年、捕まったらどうなる?」のか。 「大人だかこどもだかよくわからない」時期に出会う10代の悩みや不安を、弁護士がやさしい文章で説明しています。大人になる準備の手助けとなる1冊です。
長い長い夜
ルリ/作・絵 カン・バンファ/訳 小学館
ぼくのお父さんは3人いる。地球上最後のシロサイとなったノードンと、オスのペンギン・ペアのチクとウィンボだ。 3人は、たまごのぼくを守り抜いてくれた・・・。 愛すべき登場人物たちを描いた美しい挿絵と物語が心に染み入る作品。
戦争をやめた人たち 1914年のクリスマス休戦
鈴木 まもる/文・絵 あすなろ書房
100年以上前、ヨーロッパの戦場で本当に起こった話。 むごい場面の描写はないですが、戦争について考えさせられます。 語り継いでいきたいお話です。
彼の名はウォルター
エミリー・ロッダ/著 さくま ゆみこ/訳 あすなろ書房
遠足バスが故障したため、コリンら4人の生徒たちと先生は田舎道に取り残され、不穏な気配のする古い屋敷で雨宿りすることになる。コリンが隠し引き出しの中に本を発見し、皆で読み始めるが、それは、誰かが書いたおとぎ話のようで、読み進む内、生徒たちはある事実に気づいていく。そして、読者である私たちも・・・。 ちょっぴりホラー、ちょっぴりミステリー・・・でも、それだけではない物語。
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