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いま、この本 2023年
1月
「毎月、杉並区内図書館のYA担当者がおすすめの本を紹介します。(今月は高円寺図書館が担当)在庫状況は、検索して調べるか、図書館の人に聞いてくださいね。」
人がつくった川・荒川 水害からいのちを守り、暮らしを豊かにする
長谷川 敦/著 旬報社
埼玉県から東京都に入り、東京湾へと流れる荒川。昔は人々を困らせる「荒れる川」でした。異常気象が増えているという現代、どのような水害からいのちを守る工夫がされているのでしょうか。川は昔から人々の暮らしを豊かにする大切な存在です。恐れるだけではなく、正しく理解し、川と共存する自分たちには何ができるのか考えてみましょう。
ほんとうの多様性についての話をしよう
サンドラ・へフェリン/著 旬報社
みなさんは、多様性と言う言葉をどのように理解していますか?この本の著者はハーフと して生まれ、日本で他の人が自分を見る目にとても違和感を感じました。何でも多様性として受け入れるのは正しくない事ですが、自分の知らない人の事、違う立場の人、違う世界に生きる人達、広く世界を理解する事を、この本を読んで一度考えてみませんか? きっと、今まで気づかなかったことを知ることができるでしょう。
嫌いな教科を好きになる方法、教えてください!(14歳の世渡り術)
新井リオ 他/著 児島衣里/イラスト 河出書房新社/編 河出書房新社
あなたは嫌いな教科がありますか。この本では、フリーライター、歴史学者、気象予報士、翻訳家、美術講師等様々な職種の人が、嫌いな教科を好きになる方法を、自分の体験をもとに教えてくれます。この本がきっかけとなって、嫌いな教科を少しでも好きになれたら良いですね。
「オードリー・タン」の誕生 だれも取り残さない台湾の天才IT相
石崎 洋司/著 講談社
コロナのニュースでオードリー・タンの名前を知った人も多いかと思います。8歳で不登校となり、死も考えたという彼が、海外へ留学後、どうやって希望を取り戻し、なぜ現在政治家として活躍しているのでしょうか。興味のある方はこの本を手に取ってみてください。これからの生き方について考えさせられるかも知れません。
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