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いま、この本 2023年
5月
毎月、杉並区内図書館のYA担当者がおすすめの本を紹介します。(今月は阿佐谷図書館が担当)在庫状況は、検索して調べるか、図書館の人に聞いてくださいね。
13歳からの図解でやさしい国会 政治や選挙から社会のしくみが学べる本
清水 雅博/監修 メイツユニバーサルコンテンツ
「政治」とはどのようなことか?から始まり、国会や選挙、政党のしくみ、国会議員や内閣総理大臣の仕事等がテーマごとに書かれていて、とっても勉強になります。また、イラストやチャート図、表を用いて説明しているので、内容が分かりやすく、監修者のコントがより理解を深めてくれます。
タガヤセ!日本「農水省の白石さん」が農業の魅力教えます
白石 優生/著 河出書房新社
農水省職員であり、農水省運営のYouTube「BUZZ MAFF」の中心メンバーでもある著者が現代の農業の魅力をたっぷり語っている本です。ドローン等の最新技術を使用している農作業の紹介や食品ロスによる環境への悪影響の課題、農水省の仕事についても分かりやすく説明しています。章の最後の「日本の食材豆知識」もおもしろいです。
カムイの大地 北海道と松浦武四郎
泉田 もと/作 岩崎書店
深い原生林が広がり住む人もごくわずかだった150年ほど前の北海道。古くからこの地に住んでいたアイヌ民族は、本州から移り住んだ「和人」に差別を受け、搾取され続けていました。この地を「北加伊道(ほっかいどう)」と名付けた松浦武四郎は、「和人」の一人でありながら、苦しむアイヌの人々に寄り添い、その知恵や文化を学び、力になろうとしますが…。今の私たちにも学ぶことが多い、歴史の一面です。
マンチキンの夏
ホリー・ゴールドバーグ・スローン/作 三辺 律子/訳 小学館
ママに無理やり受けさせられたミュージカルのオーディション。合格してしまったジュリアの夏休みは、稽古と公演でほとんど消えることに。「わたしの夏はどうなるの?」と嘆いたものの、舞台に関わる大人たちと過ごすうちに、彼女の気持ちは大きく変わっていきます。12歳の女の子の胸の内が、時に明るくユーモラスに、時に静かに語られ、引き込まれます。
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