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いま、この本 2024年

1月 

毎月、杉並区内図書館のYA担当者がおすすめの本を紹介します。(今月は永福図書館が担当)
在庫状況は、検索して調べるか、図書館の人に聞いてくださいね。

難しい本を読むためには (ちくまプリマー新書408)

難しい本を読むためには (ちくまプリマー新書408)

山口 尚  筑摩書房

難しい文章を読解するには正攻法がいちばん! その例として池田晶子氏『14歳からの哲学』の一節や千葉雅也氏のX(エックス)上のポストなど、 哲学者が書いた文章を挙げ、キーセンテンスの見つけかたや主張は何であるか、などを解説していきます。 「論理」「概念」など普段あまり使わない言葉が数多く出てきますが、順を追って丁寧に説明されているのでご安心を。 読書の本質が理解できたら、本文で取り上げた哲学者についての紹介を読んでみてください、 奥深い哲学の世界への一歩も踏み出せるでしょう。

私の職場はサバンナです! 14歳の世渡り術

私の職場はサバンナです! 14歳の世渡り術

太田 ゆか  河出書房新社

サバンナの動物たちが持つ魅力や現地で起きている環境問題について、サファリガイドが伝える一冊。 動物に関することはもちろんですが、中高生読者に注目してほしいポイントは第1章、著者がサファリガイドになるまでの 道のりです。「動物に携われる仕事をしたい」という一心でいろいろなことに挑戦し、数々の壁を乗り越えていく姿は、 進路選択に悩むみなさんを勇気づけてくれるはずです。

ペイント

ペイント

イ ヒヨン/著 小山内 園子/訳  イースト・プレス

産んだ子を育てることができない親に代わり、政府が子どもたちをセンターで養育するという近未来の韓国が舞台。 候補のなかから子どもが親を選んで卒業していくが、どこか冷めた目を持つ17歳の少年ジュヌは、 父母面接に嫌気がさしていました。しかし、センター長や一風変わった夫婦と関わるうちに、 家族や理想の親についての考えが変化していきます。親がうるさい!と感じたことのある10代におすすめの本です。

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