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ほんのとくしゅう 2018年
6月 おばけ
もうすぐあつい夏がやってきますね。夏といえば、こわい話。こわい話といえば、おばけ・・・。
今月はドキドキ、ゾクゾクするような「おばけ」の本のとくしゅうです。
本の中にはいろんなおばけが登場します。みなさんのイメージどおり、おそろしいおばけもいるけれど、なんだかかわいらしくて、ゆかいなおばけも出てきます。
ちょっぴりこわがりな人でも、楽しめる本がきっと見つかるはず。ぜひ読んでみてください。(高井戸図書館作成)
ぴーかーぶー!
新井 洋行/さく 小林 ゆき子/え くもん出版 2012年(えほんちゃいろ)
おばけたちのすむ、ぴーかーぶーむら。あまりのおそろしさに、もう500ねんもだれもやってきません。それなのに、あるひひとりのおとこのこが、むらのはずれのあきやにひとりですむことにしました。おとこのこをおどろかせようと、おばけがつぎつぎにあらわれますが…。
おばけにょうぼう
内田 麟太郎/文 町田 尚子/絵 イースト・プレス 2013年(えほんちゃいろ)
おばけのなこうどのとりもちで、ばけのかわをかぶってかわいらしいすがたにばけたむすめと、まじめでしかくしめんのおとこがめでたくけっこん、あいらしいひとつめのあかちゃんがうまれます…。うつくしくもあやしいおばけたちのすがたにひきこまれます。
おばけのアッチとくものパンやさん
角野 栄子/さく 佐々木 洋子/え ポプラ社 2018年(913カ)
アッチはおばけのコックさん。ある日、さんぽのとちゅうでとってもおいしいパンをやく、くものパンやさんにであいました。おいしいパンをやくひみつをしったアッチは、じぶんもつくってみようとおもいますが…。
オバケ屋敷にお引っ越し
富安陽子/作 たしろ ちさと/絵 ひさかたチャイルド 2016年(913ト)
「オバケさん」こと「オバケンイチロウ」さんは、有名な料理研究家。ある日オバケさんは、広い台所のあるスギナやしきにひっこしました。ところが、荷物が消えたり人の声が聞こえたりと、次々におかしなことが起こります。なんとこの家には、本物のオバケが住んでいたのです。
水木しげる妖怪大図解
水木 しげる/著 小学館 2004年(381ミ)
現実の世界にはいないはずだけど、もしかしたら身近にいるかも…と思われる妖怪は、「おばけ」「ばけもの」ともよばれ、人間のように知恵をもっていたり超能力を持つものもいます。全国の妖怪をイラストでくわしく説明しているこの本を読めば、妖怪博士になれるかも?
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