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ほんのとくしゅう 2020年
1月 ねずみ
あけましておめでとうございます。今年は 令和をむかえて、さいしょの お正月になります。
さいしょ、といえば、今年の えとは、「ねずみ」。ねずみは、十二しの さいしょの どうぶつです。でも、いったいなぜ、ねずみが 十二しで 一ばんめのどうぶつに なったのでしょうか。こたえは 今月、しょうかいしている 本の中に…?
ねずみはにがて、という人もいるかもしれませんが、今年一年、人間のせかいを まもってくれる ねずみ。年のはじめに、ねずみがかつやくする おはなしをよんだら、これから一年が、もっともっと たのしい年になるかも!?
ねこどんとねずみどん 十二しのおはなし(ワンダー民話館)
水谷 章三/文 中沢 正人/絵 世界文化社 2005年(えほんだいだい)
むかしむかしのこと。かみさまが、どうぶつたちに いいました。「がんじつのあさ、あいさつにきた もののなかから、12ばんめの ものまでを、じゅんばんに、どうぶつの かしらにする」 いちばんに なろうと、はりきる どうぶつたち。でも、ねこだけは、かみさまのところへ いくひを わすれてしまい、ねずみに きくことに…。12しの はじまりの おはなしです。
おむすびころりん(日本昔ばなし絵本4)
さいとう しのぶ/作 あすなろ書房 2019年(えほんだいだい)
むかし、あるところに、はたらきものの おじいさんが いました。ある日、山へ たきぎを とりにでかけた おじいさんは、おべんとうの おむすびを、うっかり おとしてしまいました。おむすびは ころがって、じめんの あなのなかへ。すると、なかから ちいさな うたごえが…。
はりねずみくんのあかいマフラー
はらだ よしこ/作 講談社 2018年(えほんちゃ)
はりねずみくんは、だいすきな ひつじばあばに あかいマフラーを あんでもらいました。 さっそくおおよろこびで、マフラーをして ともだちと あそびに でかけたけれど、あそんでいるうちに マフラーを なくしてしまい…。さがしても みつからず、とうとう なきだしてしまった はりねずみくん。いったい どうなってしまうでしょう!?
ぼくたちハダカデバネズミ へんなどうぶつえほん
平田 昌広/文 平田 景/絵 汐文社 2019年(えほんみどり)
ハダカデバネズミは、ひがしアフリカにいる、ちょっとかわったネズミ。はだかんぼうで、でっぱのシャベルで あなをほり、じめんのしたの、トンネルのおうちに たくさんのかぞくと すんでいます。そんな ハダカデバネズミたちの、ふしぎなくらしを のぞいてみませんか?
モルモット・オルガの物語
マイケル・ボンド/作 おおつか のりこ/訳 いたや さとし/絵 PHP研究所 2017年(930ホ)
ペットショップからオガクズ家へとやってきた、くいしんぼうで、お話を考えるのが大好きなモルモットの女の子・オルガ。友だちもたくさんできて、みんなにお話をきかせたり、冒険に出たりとたのしい毎日をすごしていたけれど、ときにはトラブルがおこったりすることも…!
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