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ほんのとくしゅう 2020年
6月 スポーツ
みなさんスポーツは好きですか? 少しあついですが、外でうごくのによいきせつになりました。そこで今月は、みんなであつまってわいわい楽しめる野球やラグビー、一人で集中してできるクライミングやなわとび、スポーツをおうえんする楽しさを書いた本などなど・・・スポーツをテーマにした、いろいろな本をあつめました! その競技にはじめてふれる子もやったことのある子も、みんなでいっしょにスポーツを楽しもう!(阿佐谷図書館作成)
耳の聞こえないメジャーリーガー ウィリアム・ホイ
ナンシー・チャーニン/文 ジェズ・ツヤ/絵 斉藤 洋/訳 光村教育図書 2016年(えほんきいろ)
1862年にアメリカで生まれたウィリアム・ホイは病気で耳が聞こえなくなります。しかし彼は、野球でしんぱんがつかうアウトやセーフのジェスチャーや、作戦をつたえるためのサインを作るきっかけとなった人なのです。この本は多くのこんなんやかべにぶつかりながらも、全力で野球をプレーしたメジャーリーガー、ウィリアム選手のおはなしです。
<ビジュアル入門>ラグビーがわかる本
DK社/編著 高橋 功一/訳 東京書籍 2019年(780テ)
ラグビーには15人でおこなう人気の高い「ユニオン」、スピーディーなしあいてんかいの「リーグ」、車いすではげしくぶつかりあう「ウィルチェアーラグビー」など、たくさんの種類があります。しばふや雪面といった競技をするフィールドがちがうのもみりょくの一つ。どんな選手がいて、どういうふうにプレーするのか。これを読んでまるっとラグビーを楽しんじゃおう!
わたしのビーナス
樫崎 茜/作 本田 亮/絵 講談社 2019年(780カ)
みなさんは「クライミング」というスポーツを知っていますか? 石の形をしたウォールをつかみながら、かべを登る競技です。このおはなしに出てくる女の子、あかりはクライミングを始めたばかり。ジムに通っていると、クライミングの大会で優勝したこともあるカノンと出会います。二人は仲良くなり、せっさたくましながらクライミングに夢中になりますが・・・
青空トランペット
吉野 万理子/作 宮尾 和孝/絵 学研プラス 2017年(913ヨ)
「一生だれかをおうえんするだけの人間になるのか。おうえんするだけで終わったらがっかりだ」と親に言われた。そういって野球かんせんを「引退」してしまった友達。その言葉にぼくのむねがいたくなった。おうえんすることはとても楽しいのに、それだけじゃだめなのかな――? かわっていく友達や妹にあせりながらも、やりたいことをみつけていくぼくのおはなし。
縄文人から「新縄人」・ロープスキッパーへのなわとび学
稲葉 茂勝/著 生山 ヒジキ/なわとび監修 こどもくらぶ/編 今人舎 2016年(780イ)
わざの数はなんと1000以上! みぢかなスポーツ、なわとびのみりょくにせまった一冊です。なわとびは子どもから大人までたくさんの人がふれあったことのあるものです。しかしその歴史は何百年も前から続いてきたとも言われています。なわとびの歴史や運動効果、わざの数々・・・読むとなわとびが飛びたくなるかも!
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